[画像出典 https://item.rakuten.co.jp/]
ローランドは歩く成功哲学?
今回は最近読んだ「俺か、俺以外か。ローランドという生き方」という本が面白かったので、その一部を引用させてもらいながらお話していきたいと思います。
この本を書いたのはホストの世界で有名な「ローランド(ROLAND)」という人物で、この方最近ではテレビ番組などでもよく見かけるようになりましたね。
(´_ゝ`)ほすと?
僕自身も個人的にこのローランドという人物の「名言」がとても面白いな~と思っていて、その理由というのがローランドさんの「生き方(マインド)」がある意味で、「歩く成功哲学本」のような人物なんです。
例えば「引き寄せの法則」という視点から見れば、このローランドという方はホストの世界で売り上げ日本一を記録したり、その後もエステサロンや飲食店を経営したり、テレビ番組などの出演などなど、ようはその辺の引き寄せの本を出しているスピリチュアル系の人より「めちゃめちゃ引き寄せている」んですね。笑
おそらく本人は引き寄せの法則自体、意識していないとは思いますが、ローランドさんのマインドが結果的に「そう」なっていたんだと思います。
今回はそんなローランドさんのマインドが垣間見える「名言」を紹介(引用)しながら、僕の個人的な解釈も交えつつお送りしたいと思います。
(´_ゝ`)ふーん
ローランド名言その一
世の中には2種類の男しかいない。
俺か、俺以外か。
この言葉はローランドさんの本のタイトルにもなるほど代表的な言葉です。
ローランドさんは、子供の頃から人と同じ枠(ジャンル)にされる事を嫌っていました。
「お前は○○系だよね~」
というような他人と一括りにされるような事ですね。
僕も子供の頃からある意味「個性的」だったので、この気持ち少しわかります。笑
スピリチュアルな視点から言えば、「私」という個はこの宇宙(世界)で唯一無二の存在で、逆に言えば「まったく同じ人(設定)」は存在しません。
というか、あちら側はあらゆる体験をしたいので「まったく同じ人」は創る必要がないとも言えますね。
「俺か、俺以外か。」
という言葉からわかるように、「自分」という個性はこの世で唯一無二の存在です。
自分のイヤな部分も含めて、それも愛すべき「自分」で、良い部分悪い部分も含めてまずは「認めてあげる」という事が大事なんだと思います。
自分から見える世界というのは、
「自分」=「創造主」
という事です。
自分から見える世界を、どう解釈して意味や価値をつけるかは自分次第で、もっと言えば自己責任とも言えます。
ローランドさんのこの言葉は、そういう「覚悟(責任)」も垣間見える言葉だと感じました。
ローランド名言その二
自信を持てとは言わない、
自信のあるフリをしてみな。
今となっては成功者のローランドさんですが、彼も最初から物事が上手くいっていたわけではなくて、進学が決まっていた大学を入学式で辞めて、18歳でホストの世界に入った新人時代は上手くいかない日々が続いたそうです。
ここでポイントなのは、
「成功したから」→「自信がついた」
のではなくて、
「自信のあるフリをする」→「だんだん自信がでる」→「成功した」
という部分です。
ただよく自己啓発でも、
「とにかく自信を持て!」
というお話はありますが、人間ってそう簡単に自信を持てなかったりしますよね。笑
なのでローランドさんの言うように、いきなり「自信を持つ」ことは難しいので、始めは「自信のあるフリをする」からやってみるのも効果的だと思います。
人間って面白いもので、以前「バタフライエフェクトの記事」でも説明したように、まずはめちゃめちゃ「小さい一歩」でいいので、とにかく行動する事が大事なんです。
その第一歩として、まず「マインド(思考)を変える」という意味で、「自信があるフリをする」というのはとてもいい事だと思います。
また「勘違い」という言葉がありますが、ある視点から言えばこの世の意味や価値には正解も不正解もないので、いいも悪いも「みんな勘違い」とも言えます。
なので、どうせ勘違いするなら悪い方ではなく、いい方の勘違いをした方が賢いというか得ですよね。
もちろんこれもローランドさんのように自信を持てば、みんながみんな成功できるという単純な事ではないとは思いますが、少なくとも何も意識しないよりは「人生の可能性は上がる」と僕は思います。
ローランド名言その三
たくさん嘘をついてきたけれど、自分に嘘をついた事はないね。
一度も。
ローランドさんは自分に対してとても正直な方で、例えば「欲しい!」と思った物で明らかに「今の自分」では手の届かないような物でも、
「どうせ俺なんか無理だよ、、」
というような、自分に対しての言い訳(ごまかし)を絶対にしない生き方をしてきたそうです。
「思考は現実化する」という言葉もあるように、人生の中で「ダメだ、、」と思って生きていると本当に「ダメな人生」になっていきます。
もう少し厳密に説明すると、「ダメだ」という思考ばかりしていると、その思考(マインド)というエネルギーは「潜在意識」に影響を及ぼして、ある意味で自分で自分を洗脳する「セルフ洗脳プレイ」をしてしまいます。笑
(´_ゝ`)あらやだ!
これもいい方向への洗脳ならいいんですが、さっきのパターンのように自分で自分の可能性をわざわざ狭くしてしまう人も世の中にはたくさんいます。
ローランドさんの場合は、ある意味とてもいい方向へ自分を「洗脳」しているので、潜在意識も味方につけているからこその今の活躍ぶりなんだと感じます。
ある視点では、
「自分」=「宇宙(神)」
なので、自分という存在は本当に物凄い可能性を秘めています。
そしてその鍵はローランドさんも言うように、
「自分の可能性をとことん信じる」
という事です。
ローランドと妹さんのお話で思ったこと
ここまでローランドさんの名言をお伝えしてきました。
ここまで見ていると、ローランドさんは成功哲学的には「完璧な人だ!」と言いたくなるほど隙がないように感じますが、このブログでいつも伝えているように、この世は陰と陽の「二元性の世界」なのでやはり「完璧な人間」は存在しません。笑
やはりローランドさんも人間なので、「陰」の部分が存在します。
その部分が垣間見えるのが、本の中にも登場するローランドさんの妹さんとの関係(やり取り)です。
ローランドさんの妹さんに「彼氏」ができた時に、その彼氏がめちゃくちゃ「いい奴」だったのに対してローランドさんは妹さんに、
「あいつとは別れろ。俺がお前を一生面倒みるから。」
というような内容の事を妹さんに伝えたところ、妹さんに「ウザい!」と嫌われてしまったというエピソードがあります。
まあ、正直僕も妹さんの言うことが正論だと思います。笑
「いい悪い」はとりあえず置いておいて、ローランドさんは「男性性女性性のエネルギー」から見ると、とても男性性が強い方だと思います。
男性性というのは、「物事を切り開く力」「突破する力」が強いです。
またその反面、「認められたい!」「支配したい!」という力も同時に秘めています。
ローランドさんは大学を辞めて、18歳で体一つでホスト業界に入り頂点まで登りつめました。
その強い男性性はメリットの分、妹さんの件のような「支配したい!」というデメリットも同時に存在しています。
ローランドさんにとってはこの妹さんとの出来事は、一つの「試練」だったと思います。
その後、ローランドさんも妹さんとの「距離感」を学ばれたようで、今は良好な関係に戻っているようです。
(´_ゝ`)よかったね
ホスト業界の頂点に立って、あらゆるものを手に入れたと思っていたローランドさんが言った言葉。
「人の気持ちはお金では買えないんだなあ、、」
この言葉にもあるように、これがこの世の面白いところでもありますよね。
「お金」というものも、エネルギーの「一つの現れ」にすぎません。
「お金のため」に働いて生きていると最終的に虚しくなったり、なにかしら人生が行き詰まるのは、魂の願望が最終的に「それ(お金)」ではないからです。
「関連記事」→【生きる意味が分からない?】あなたがこの世に存在する二つの理由
ある視点では、ローランドさん自身も妹さんという存在を通して「学び」を得て、それによって魂がより鍛えられて、さらに次のステージに上がることができるとも言えます。
そういう意味では、妹さんの件で登場した「彼氏」という存在もありがたいし、人生には「無駄がない」という事ですね。
ここまでなんやかんや言いましたが、笑 今回紹介したローランドさんという方は本当に魅力的な男性で、これまでのストーリー(人生)も面白いと思いました。
これも「ホスト」という職業上、好きな人嫌いな人にハッキリ分かれますが、僕は職業関係なくローランドさん好きですね。
まあ、じゃないとそもそもブログ記事にしないです。笑
(´_ゝ`)だよね
また最初に「歩く成功哲学」と書きましたが、この「成功」というものも何をもって成功なのか?と言えばそれに正解はないです。
世の中にはローランドさんのように地位や名誉、お金という目に見える成功もあるし、「たった一人の笑顔を作る」というような目に見えない成功もあります。
どの成功が正しい、間違いはないんですが、今回のローランドさんのようなマインドは少なくとも「人生の可能性を上げる事」に繋がると思ったのでこうしてお話しました。
というわけで、今回は最近読んだローランドさんの本「俺か俺以外か」のノリ的感想でした。