【スピリチュアルとは何か?】目に見えない世界だけが特別ではないというお話

お花畑

スピリチュアルって誰のもの?

今回はかなりのそもそも的なお話になりますが、「スピリチュアルとは?」について書いてみたいと思います。

 

このブログにも「スピリチュアル」というカテゴリーがありますよね。

 

そもそも「スピリチュアルって何?」という事なんですが、ネットで少し調べてみると「霊的、精神的、宗教的」と様々な言葉がでてきます。

 

これは「どれが正しいの?」という事ではなく、答えはいつもこのブログで言うように「視点」によって変わります。

 

このスピリチュアルという言葉に対して、「どういう視点で見るか?」によって解釈が変わってきます。

 

ではどういう視点があって、僕がこのスピリチュアルという言葉に対して「どう思っているのか?」について説明していきます。

世の中にあるいろいろなスピリチュアル

よくこういうスピリチュアルな話になると、

「私は霊が見えます。(会話できます)」

という人がいますが、

「霊が見える人(会話できる人)」=「スピリチュアルな人」

なんでしょうか?

 

「私はオーラが見えます。」

という人もいます。

 

「オーラが見える人」=「スピリチュアルな人」

なんでしょうか?

 

「私には前世がわかります。」

という人もいます。

 

「前世、過去世がわかる人」=「スピリチュアルな人」

なんでしょうか?

 

「今あそこに龍(精霊)が飛んでいます。」

という人もいます。

 

「龍(精霊)が見える人」=「スピリチュアルな人」

なんでしょうか?

 

「私は地球に数人しかいないなんちゃら高次元宇宙人のメッセージをチャネリングしている者です。」

という人もいます。

 

「高次元宇宙人をチャネリングしてる人」=「スピリチュアルな人」

なんでしょうか?

 

「私はある日突然、守護霊と会話できるようになりました。」

という人もいます。

 

「守護霊と会話できる人」=「スピリチュアルな人」

なんでしょうか?

 

「私はある日突然悟り体験(ワンネス体験)しました。」

という人もいます。

 

「悟り体験(ワンネス体験)した人」=「スピリチュアルな人」

なんでしょうか?

 

他にもたくさんありそうですが、仮にそういう人がスピリチュアルな人だとするなら、それは誰が決めた事なんでしょうか?

 

地球が誕生して人類が誕生して、どこかの段階で誰かがスピリチュアルという「何か」を作った。

「~だからあの人はスピリチュアルな人だ!」

「~だからあれはスピリチュアルじゃない」

と、「ただの状態」に人間が意味や価値をつけています。

 

スピリチュアルとは人間が創ったただの言葉(概念)です。

 

という一つの視点があります。

それぞれに役割があって主役

さっきまでの話を聞くと、

「じゃあ自称スピリチュアルな人はみんなウソって事?」

という極端なことを言われそうですが、そうではないです。

 

この世界でいわゆるスピリチュアルと呼ばれる人やものは、それは「そういう役割」なんです。

 

この世界は少し俯瞰してみると、学芸会みたいなものだと僕は思っています。

 

子供の頃にあなたも経験した「アレ」です。笑

 

ある子は動物の役だったり、ある子はお店屋さんの役だったり、ある子は木の役だったりとみんなそれぞれに役割がありますよね。

 

そして劇中では、王様と家来のようないわゆる上下関係のようなものがありますが、劇が終われば「みんな同じ同級生」です。

 

先ほど説明したいわゆるスピリチュアルな人というのも、劇中(今世)でただそういう役割というだけです。

 

視点によって、

「わぁ~あの人守護霊様と会話できるなんて凄い~!」

という場合もあるし、

「ただそういう役割なだけ」

という視点も同時にあります。

 

この世界は常に先の展開はわからないので、役割が一生そのままの人もいるし、ある日突然、

「霊と会話できるようになった!」

というように役割が変わる人もいます。

 

こういう話をすると、

「そんな事はない!私には先の未来が見えます!」

というスピリチュアルな人(?)がいますが、それはただの「でたらめ」という場合もあるし、仮に本当に何かしらのものが見えていたとしても、それは無数に存在する「パラレルワールド」の一つに過ぎないので、その可能性はあるかもしれませんが「絶対的な話」ではないんですね。

まとめ

今回のテーマ「スピリチュアルとは?」についてまとめると、スピリチュアルという言葉に対して「どういう視点で見るのか?」によってすべて答えが変わるという事です。

 

そして僕が思うスピリチュアルとは、すべての存在がスピリチュアルという事。

 

道端に生えてる草、石、水、虫、空、曇、動物、人、地球、宇宙、宇宙人、神様と存在しているものすべてがスピリチュアルなんだと思います。

 

霊が見えるとか高次元の宇宙人と交信できるとか、前世が見えるとか悟り体験したとか、そういう役割の人だけがスピリチュアルではなくて、買い物をしている主婦も、満員電車に揺られているサラリーマンも、公園で遊ぶ子供も、畑仕事をしているおじいちゃんおばあちゃんも、道ばたに落ちている石も流れる雲も、もれなくみんなスピリチュアルだと思います。

 

そうなると、

「それじゃあそもそもスピリチュアルって概念自体、必要なくない?」

と言われそうですが、そう言われるとまさにその通りかもしれません。笑

 

ただこれはあくまでも僕個人の視点なので、

「私は○○がスピリチュアルだと思う」

という視点もそれはそれでいいと思います。

 

限定された「これがスピリチュアルだ!」というものはなく、人それぞれに「これがスピリチュアル」という定義付けのようなものがあるだけです。

 

あなたの思うスピリチュアルは何ですか?

 

「スピリチュアルによくあるお話」についてはこちら。

スピリチュアルにある「自分軸」と「受け入れる」の意味と混ぜるな危険という話

 

[画像出典 Unsplash]




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