あなたはなぜ存在するのか?
「生きる意味がわからない!私は何のためにこの世に生まれてきたんだ!?」
という疑問を抱いて生きている人は、この世の中に一定数はいるかと思います。
今回はかなりそもそも的なテーマの「この世に生まれてきた意味」についてお話していきたいと思います。
これは別のスピリチュアル的な言葉にすると、魂の願望や御魂の使命という表現ができますが、だいたい同じ意味なので言葉に囚われずに、ここでは大まかなイメージで大丈夫です。
まずこの魂というものも、「ワンネス」という視点からみると「ない」です。
→ワンネスとは?スピリチュアルにある話をわかりやすく説明します
よくスピリチュアルでも悟り系と言われるお話では、
「この世に生まれてきた事に意味も価値もない」
という表現をしますが、これは「正しい、間違っている」というわけではなく確かにそういう視点もあります。
あるんですが、これからお話するのはあくまでその視点ではなく魂というものがあって、そこには願望や使命があるという視点からの話になります。
そしてなぜその視点の話をするのかと言うと、そういう事を知っておいたほうが知らないよりはより人生が豊かで面白くなると、あくまで僕が自己満でそう思っているからなんですね。
(´_ゝ`)ふーん
魂の本当の願望とは?
どんな人でもそうですが、今の自分というものは「本当の自分」からみると次元をかなり下げた状態になります。
(´_ゝ`)本当の自分?
「本当の自分」というとスピリチュアルでは、真我という言葉もあります。
これは次元を究極的に上げると、さっき言ったワンネスになって魂という個はなくなりますが、イメージ的にそこから段々と次元を下げていくとハイヤーセルフとか守護霊さまとかになり、一言でいえば高貴(高次元)な自分がいます。
そこから次元を下げたところに、今の自分がいます。
ワンネスから少し次元を下げて個に分離したところに、今回のテーマの魂があります。
まあここではあまり難しく考えずに、だいたいのイメージを掴んでもらえればオッケーです。
この魂には最終的に2つの願望(この世に生まれてきた目的)があります。
- 人に喜ばれたい
- ステージ(魂レベル)を上げたい
という2つです。
わかりやすく2つありますが、お気づきのようにこの2つは密接に関係していて、
「人に喜ばれる」→「魂レベルが上がる」
「魂レベルが上がる」→「より人に喜ばれる」
という循環で成り立っています。
そして逆もまたしかりですね。笑
人に喜ばれたいという魂の願望
魂は基本的に「人に喜ばれたい」という願望があります。
これはもう少し広い視野で言うと人に限らず、動物や植物に対しても基本的にはそうです。
例えば人間が「ペットを飼う理由」はいろいろとあると思いますが、根本的には喜ばれたいという願望があります。
植物も同じで、「花を愛でる」という言葉もあるように、植物を育てたり世話をするのは根本的には喜ばれたいという願望があります。
(本人はそう思ってなくても、より深い意識ではというイメージです。)
この喜ばれるという言葉の意味もさまざまなパターンがあって、1番イメージしやすいのは、
- 「困っている人を助ける」
- 「周りの人に対してお役に立つ親切にする」
などのパターンですね。
他のパターンでは、例えば歌手の場合は、歌う事でそれを聴くファンの心を魅了して人に喜ばれています。
例えばスポーツ選手は、プレイする事でファンを魅了して人に喜ばれています。
もっと身近なところで言えば、近所のパン屋さんは毎日美味しいパンを作る事で、近所のお客さんに喜ばれています。
毎日電車に揺られて通勤する会社員も、作業している仕事が会社の人であったり回り回って世の中の人に喜ばれています。
毎日家事や育児に忙しい主婦も、日々こなしている家事が子供や旦那さんに喜ばれています。
(「うちの旦那なんて全然喜んでなんかないわよ!」というツッコミはとりあえず置いといて。笑)
まだまだ挙げればきりがないんですが、この「喜ばれる」にはいろんなカタチがあります。
「人に喜ばれる」というのは一言でいえば一体感です。
一体感というのは、自分以外の「他人」がいないと成り立たないもの。
そしてこの一体感というものは、幸せの中でも幸福度が高いです。
逆に自分一人だけの満足という幸せは、幸福度が低い幸せです。
どういうことかと言うと、例えば今この瞬間に地球上で人間が「自分一人だけ」になったとします。
この場合、世界に人間が自分一人だけなので人を喜ばすことができないですよね。
自分が生きていくために食事をしたり、他人がいないので世界を自分の好きなようにできたりとある程度の満足度を得ることはできますが、所詮は「自分一人だけの満足」なのでエネルギー的に見ても循環はしないし、一体感と比べると幸福度は低くくなります。
他人がいることでもちろん苦しみはありますが、反対に人を喜んでもらうことで自分に喜びが何倍にもなって還ってきます。
これがエネルギーの循環です。
ステージ(魂レベル)を上げたいという魂の願望
「人に喜ばれることをするとどうなるのか?」
と言うと、一言で「ステージ(魂レベル)が上がる」という事です。
よくスピリチュアルな話で出てくる、
「人はこの世に魂を磨くために生まれてきた」
という言葉がありますよね。
そしてこういう話を聞くと、
「魂を磨くって具体的にどういうこと?その洗剤とスポンジってどこで売ってるの?」
ってなりますよね。
(´_ゝ`)スポンジ?笑
この「磨く」というのが、ステージを上げると同じ意味になります。
そしてこういう話を聞くと昔の僕もそうでしたが笑、
「そんな事誰が決めたの?」
「それを証明する事はできるの?」
「全部デタラメだったらどうするの?」
というツッコミは、いつの時代もなくなる事はないでしょう。
これはもう一言で、ただそういう「仕組み」と言うしかないですね。
「地球って何で回ってるの?」
「宇宙って何のために存在してるの?」
「それって誰が決めたの?」
というツッコミと同じ感じです。笑
なのでこういう話はきれいごとに聞こえるかもしれないし、信じられないならそれでもいいし、違うと感じるならそれも正解だと思います。
あくまでこういった話は強制するものではなくて、
「あとはあなたが選択してください。」
といったスタンスが大事だと思っています。
まとめ
話を戻しまして、この世に生まれてきた意味や目的は、
- 「人に喜ばれたい」
- 「ステージ(魂レベル)を上げる」
で、お気づきのようにステージを上げていくほど、「神に近づく」と同じ意味になります。
(´_ゝ`)ンなアホな
そしてこれは肉体的な事ではなく、マインド(精神的)がという意味です。
元々、全て(ワンネス)だったものが、分離をして次元を下げて、1番下のステージから出発して一段一段上がって(次元を上げて)いくというイメージです。
そしてステージを上げていくのにはいろいろな道があり、どの道が「上だ下だ」というものはないです。
この道というのは役割とも言え、先ほど説明した歌手、スポーツ選手、パン屋、会社員、主婦などであり、ずっとそのままいく人もいるし、また途中からその役割が変わるパターンもあったりさまざまです。
もちろん「自分の人生をどう生きるのか?」というのは人それぞれに答えがありますが、自分がどの役割であったとしても一番深い場所の真我(魂)は「人に喜ばれる」「ステージを上げる」という事が目的です。
ただ、こういう話を聞いていきなり「うん。そうだね!」と簡単に自分の中に受け入れれる話でもないので笑、今回はとりあえずなんとなくのイメージが伝わればと思っています。
「人生のステージ」についてはの記事はこちらです。
→人生のステージ(魂レベル)にある4つの段階と高い人低い人の特徴
「次元」についての記事はこちらです。
→スピリチュアルにある次元とは何か?わかりやすく解説してみた
ノリさん、こんばんは✨
今回の記事すごく共感します。
私がスピリチュアルに興味を持ったばかりのころ「いいことを思うと(すると)いいことが起こる」という法則(?)みたいなものを知って、実践しようと思ったんですが、
そのときは、知識だけから実践していたせいか、なんかいまひとつうまくいかないなあ…という感じでした。
でも、なんとかつづけていくうちだんだん腑におちてきて、自然な感じで実践できはじめました。そのころから、なんかいろんなことがうまくまわりはじめたように思います。
その「腑におちる」というのが私の場合、今回ノリさんの記事にある
「人に喜ばれたい
ステージ(魂レベル)を上げたい」
という願望をもとにして実践できている状態なのかなあと思いました。
この状態にあると、自分自身もうれしいし、自分の予期した以上の(うれしい)意外性のあることが起こったりして、そのことでますます腑におちる感じです。
これでいいんだなあという実感、手応えを持てて、なんか大きな流れみたいなものに乗っかっている感じもします。
このあとのノリさんの記事も引きつづき楽しみにしています(*´∀`)♪
Mioさんコメントありがとうございます。
そうなんですよね。ステージが低いうち(自分自身が満たされてない状態)に「とにかく感謝しよう!」ってやると、基礎がまだできてない体操選手がいきなり大技をやろうとするのと同じで無理があるんですよね。
Mioさんが言うように「自然に」「腑に落ちる」というのはとても大事な部分でだと思います。
「期待」から「信頼」に変わっていく証拠ですね。(^^)
初めまして。最近ノリさんのブログを発見し、メルマガも読ませていただいています☆いつもステキな記事をありがとうございます。質問なのですが、子供に、生きる意味をどう伝えると、分かってもらえるでしょうか?小学生の息子は、友達からいじめられやすく、毎日ビクビク辛いと言っています。担任の先生とも相談し、何とか今は落ち着いていますが、度々いじめられてしまいます。魂の成長のために辛いこともあるんだよとか、嫌なヒトとは距離を置こうとか、ノリさんのブログを読んでは、伝えるのですが、子供にはまだ難しく… 。何とか前を向いて生きてほしいのですが。アドバイスいただけたらうれしいです。長文を失礼しました。
ぺんさんコメントありがとうございます。
言われるように小学生のお子さんに「これは魂のレベルを上げるために起きているんだよ。」と言っても、そうそう伝わる内容ではないですよね。(;^ω^)
もう既にやられている事だと思いますが、どんな事があってもまずは親がお子さんにとっての「味方」になる事です。
具体的にはまずはちゃんとお子さんの話を「聞く(共感)」。
解決策を伝えるよりは、とにかくまずは聞いてあげて「共感」することが大事だと思います。
今はお子さんによって辛い時期だと思いますが、そのマイナスに見える体験がいずれ大人になった時にプラスになって返ってくる時期が必ず来るので、ぺんさんは少し俯瞰した視点からお子さんの事を見守ってあげてください。(^-^)
ノリさん、アドバイスありがとうございます!
なるほど、共感、聞くことが大切なのですね。解決策ばかり考えてしまい、なかなか出来ていませんでした。俯瞰して、子供を信じて、見守っていきたいと思います。心が楽になりました。ありがとうございました(^^)
こんばんは。はじめまして。学生時代、体育祭や文化祭のイベントが苦痛だったのを覚えています。タイプでない同級生にに絡まれるということもあったり色々ありました。
人生振り返ると、色々なドラマがあるという思いにふけています。
広島人さん、コメントありがとうございます。(^_^)
ノリさんこんにちは。はじめまして。
今、ある物により劣悪な環境で生活をしているため、治療法のない治る見込みのない病気になり身体的にも精神的にも苦しい毎日、一般的な日常生活も送れていません。あらゆる思いつく事、各方面に相談した時いただいたアドバイスを試しても解決にはいたらず、残すは裁判か。という状況ですが、戦い自体好きではないのと、証拠になるものがほとんどないので勝訴の可能性は低く、お金もかかる事なので実行していません。裁判に勝ったり引っ越しをしたりしても、その物自体製造販売している限り、完全には解決とはならない社会問題です。
主人にも「そろそろ自分の頭がおかしいと認めたらどうだ」「あなたとは一緒には暮らせない。別居だ、出て行け!」「そっちが出て行かないのなら、こっちが出て行く!」と言われ、どんなに説明しても今の私の置かれている状況や病気の事を理解してくれません。同じ家で生活しているのですが、主人はその物による悪影響を感じていないのです。
「魂の成長のための出来事」「この世(現世)は修行の場」ということは理解していますが、上記の通り、あまりにも劣悪すぎて「現世を早く終わらせたい」としか思えません(次のステージでも苦行はあるのでしょうが。。)。
一生このまま苦しみの中で生き続けるしかないのでしょうか?私はどうしたらいいのでしょうか?何をしたら楽になれるのでしょうか?今までのように、健康で、平穏な安心した生活を送る事はもう無理なのでしょうか?
お返事いただけると助かります。
よろしくお願いいたします。
まるさんはじめまして。そしてコメントありがとうございます。
返信が少し長くなりそうな内容なので、ブログの記事としてアンサーするカタチでも大丈夫でしょうか?
ノリさんこんばんは。
お返事ありがとうございます。
もう、本当にどうしていいかわからず、ただただ一日一日生きながらえています。
私はなぜか人間関係においても同じパターンで関係が悪化、こちらに非がないにもかかわらず悔しい思いをしながらも我慢をし、最終的には自分の身体を守るため対象者から距離をとる選択をしてきました。主人はきっと大丈夫。と信頼し結婚をしたのですが、驚くべき主人との関係も悪化してしまいました。
ノリさんの記事を読み、その対象者に焦点を当てずシチュエーションを見てみたのですが、理不尽極まりない出来事の繰り返し、私の何がいけないのか全くわかりません。
同じパターンを繰り返すというのは、まだ解消されていない問題(修行)が私の中にあるからなのだろうと思いますが、トラウマ解消のカウンセリングを受け始めてから約5年が経ちますが、表立った効果が実感出来ずもどかしい思いでいます。
カウンセリングの先生からも、「(魂の)ステージの上に行く人(上に立つ人)は、自ら辛い修行を選ぶ」「あなたはそんな所に居る人じゃない」と言われていますが、肉体を持った私が生きている現世の全てが今の私の現実です。
今書きながら思ったのですが、おそらく、魂の自分と肉体の自分が一致していないから苦しみを感じているのではないでしょうか。
初回の書き込みとは違う新たな内容の書き込みをしてしまい申し訳ございませんが、どんな形でもよいのでご教授頂けるとありがたいです(ブログの記事としてのアンサーも、もちろんOKです)。
よろしくお願いいたします。
まるさん返信ありがとうございます。
今月中にはブログにてアンサーできると思いますので、しばらくお待ちください。(^_^)
ノリさんこんばんは。
お忙しいところお返事ありがとうございます。
まず今回のMさん限らず、この世に肉体を持って存在している時点で「人生における問題」というものは終わりはなく、大なり小なり誰にでも一生ついてまわります。
そしてこの人生の問題に対して、一瞬で解決するようないわゆる特効薬のような魔法のようなものはこの世にないです。
人生の問題を解決する特効薬はないんですが、考え方(マインド)を変える事でこれから迎える未来(パラレルワールド)を変える事はできます。
これは筋トレと同じで、意識するかしないかでその後の人生の幸福度が変わってきます。
わかりやすくはっきりとお答えいただきありがとうございました。
最近気づいたことなんですが、私は自分で行動を起こして解決するより、「奇跡が起こること」「誰かが助けてくれること」を望んでいるようです。
ノリさんからのお返事を読み、やっぱり自分で少しずつでも行動していくしかないんだなと思いました。そして、その時々に起こった変化に対して、柔軟な視点も大切なんだなと思いました。
お返事の中で添付されている記事やまだ読んでいない記事も含め、再度熟読・熟考したいと思います。
今はまだ、生き延びることに精一杯、生きることに前向きになれない日々のため、気持ちにあまり余裕はありませんが、強制ではなく、自然に出来るようになったらマインドの筋トレもやっていけたらと思います。
「物理的な視点」については、常に考え調べ行動してはいるものの、解決に結びついていないのが現状です。ノリさんがおっしゃるように、(自分に無理のないように)同時進行していけたらと思います。
ご丁寧にお返事をいただき
ありがとうございました。
まるさんアンサー記事のお返事ありがとうございます。
「最近気づいたことなんですが、私は自分で行動を起こして解決するより、「奇跡が起こること」「誰かが助けてくれること」を望んでいるようです。」
この部分に気づいてもらえただけでもアンサー記事を書いた甲斐がありました。
物事がいきなり好転する事は長い目で見ると逆に良くない場合もあるので、焦らずにコツコツと両方の視点を同時進行してもらえればと思います。(^-^)