エゴの本当の意味とは?スピリチュアルの話にある自我の取り扱い方法

 

今回はスピリチュアルのお話にもよく出てくる「エゴ(自我)」について書いてみたいと思います。

 

「エゴ」と聞くと最近では「エゴサーチ」なんて言葉も有名だったりしますよね。エゴサーチとは簡単に言うと「ネット上で自分はどんな事言われてるのかな?(評価)」というカンジで調べる事を言います。特に名前が出やすい有名人は世間の評価を気にしたりする人もいるようです。

 

ではまずそもそも「エゴ(自我)って何?」っていう事なんですが、超簡単に言えばそれは「あなた」です。

(´_ゝ`) はい?

 

「あなた」という「自我」があるから「個」として存在できているわけです。逆に自我がなくなり「全て」になった状態が映画「ルーシー」の最終段階の状態です。言葉にすれば「非二元」「ワンネス」という状態になります。

 

あ、いきなりマニアックな説明になってしまってすいません。笑 あくまでもそういう「視点」もあるよって話です。では話を本題に戻しまして。

 

まずエゴ自体の説明なんですが、よく「あなたはエゴが強い!」というセリフがあるように、エゴというのはその人自体の「思い」からきます。

 

じゃあ「どういう思いなのか?」というと、一言で言えば「防衛本能」のようなものです。

 

もっと簡単に言えば自分自身を「守ろう」とする性質を持っています。

 

では「何を守ろうとするのか?」というと、大まかに言えば自分の「プライド」や「現状」といったものを守ろうとします。

 

例えば「プライド」の場合だと、

「あの人私よりいい家に住んでいる、、」

「あいつオレよりいい車に乗ってやがる!」

「オレの方があいつよりいい腕時計してるぜ!」

 

というような家や車や時計などの物質的な「目に見える」エゴや、

 

「私の方があの人よりいい結婚相手を見つけた!うぇーい!」

「あなたまだ悟ってないの?」

「私はあなたより幸せ~!うぇ~い!」

 

というような精神的な「目に見えない」エゴなどがあります。

 

そして「現状」というのは、例えばあなたが大きく今の現状から「何かを変えよう」とした時に、

「そんなの上手くいくわけないよ、、」

「失敗したらどうするの?」

「責任も伴うし面倒くさいからやめとこう」

 

というように、エゴはいい意味でも悪い意味でも「変化」を恐れるので、「今の現状を保とう」とする性質があります。

 

エゴというものはさっきも言ったように「いい悪い」を別にして、「ただそういうもの」というだけなんですね。

 

そしてこの世界は「二元性」の世界なので、この「エゴ」というもの一つとって見てもやはりメリットデメリットというものが存在します。というわけで次にエゴのメリットデメリットについて説明します。

 

エゴ(自我)のメリットデメリット

まずエゴの「デメリット」ですが、エゴが強すぎると「苦しみの原因」になります。

 

先ほども説明したように、強いプライドのおかげでわざわざしなくてもいい意地の張り合いや競争をするので、それに伴う「悩み」がわざわざ増えます。笑

 

そして「変化」を恐れるので先ほども説明したように、「やっぱり不安だし失敗するのが怖いからやめておこう、、」というようなパターンになり、「成長」という面では悪影響を及ぼす場合があります。

 

そして「メリット」はその逆で、劣等感があるおかげで比較や競争が生まれて、苦しみがある分それだけ成長できたり強くなれます。

 

例えば世の中的に見ても「こんなんじゃまだまだダメだ~!」という劣等感があるおかげで、より良い製品開発がされたりスポーツで言えばより強くなる事ができますよね。

 

逆に言えば「現状に満足」してしまったら、成長はそこで止まってしまい会社にしろスポーツ選手にしろ、それだと生き残れなくなります。

 

なのでエゴが強すぎると余計な苦しみが増えるけど、エゴがあるおかげでより強くなれるし成長することができる。という「陰と陽」のバランスなんですね。



スピリチュアルの世界によくあるエゴの扱い

よくスピリチュアルのお話なんかでは、この「エゴ」はいわゆる「悪役」のような説明が多いです。

 

「エゴに振り回されてはダメです!キリっ!」

「あなたのそれはエゴです。エゴを見抜くことが大事なんです!キリリっ!」

 

そもそもこの「エゴ」というものをどう定義付けするかにもよりますが、仮に定義付けしたとしてもそれは人の数だけあるので、「これがエゴだ!」という絶対的なものはないです。

 

よくスピリチュアルの世界では「私はエゴを見抜いた!」という人がいますが、その「エゴを見抜いた」というのも一つのエゴなんです。

 

「あなたはエゴイストな人だ!(決めつけ目線)」

というのも一つのエゴです。

 

「あ~エゴ(自我)が最後の抵抗をしてるね~(達観目線)」

というのも一つのエゴです。

 

「私はエゴを見抜いた特別な人間だ!(特別意識目線)」

というのも一つのエゴです。

 

「一つのエゴです。(ノリ目線)」

というのも一つのエゴです。笑

 

(´_ゝ`) なんのこっちゃ

 

 

「これはいいエゴだ!」「これは悪いエゴだ!」というものがスピリチュアルの世界では言われますが、それも先ほど説明したように人それぞれの「視点」によって変わるので、絶対的な答えはわかりませんよね。

 

そもそもそんな事を人に押し付けている時点で、うっとうしいし面倒くさいだけです。

 

この二元性の世界で存在している以上、エゴというものは「イコール」なので消すことはできないんです。むしろ否定したり消そうとすればするほど、エゴは余計に増大するという性質を持っています。

 

映画「マトリクス」から学ぶエゴの性質とは?

この話に関してイメージしやすい映画がキアヌ・リーブス主演の「マトリックス」です。超有名なSF映画なのであなたも見たことあるかもしれないですね。

 

この映画は全3部作で、細かいストーリーの説明はここでは面倒くさいので割愛しますが、最後の3作目の中で主演のキアヌ・リーブス演じる「ネオ」と宿敵「スミス」(逃走中のハンターみたいな外見)とのラストバトルがあります。

 

この二人は物語の中で何度も戦うんですが、ネオが強くなればスミスも同じように強くなるといういわゆるイタチごっこのような関係です。

 

ラストバトルの時にはネオは空を飛んだりめちゃくちゃ強くなっているんですが、同じようにスミスもパワーアップしていてネオがスミスを倒そうとすればするほど、スミスは人数も増幅してその倍返し以上の勢いで反撃してきます。

 

その結果ネオはスミスにやられてしまうんですが、スミスにボコボコにされたネオはまるで「悟りを開いた」ような境地に達します。

 

今までさんざんスミスを倒そうとしてきたネオですが、その境地のおかげかスミスに対しての敵意が完全に消滅します。そして宿敵スミスに対してネオはこう言います。

 

「お前が正しかった、、」

 

敵であるはずのスミスの存在を認めたわけです。

 

いろんな意味でここまでこれた(強くなった)のは、スミスの存在のおかげだと。

 

ネオにこう言われたスミスは混乱して「やめろ~!」と叫びながら消滅します。(僕の中の記憶では確かそんなカンジです笑)

 

このシーンを観たとき普通は「スミスなんでいきなり消滅するの?」という疑問が出てきますが、このスミスを「=エゴ」という視点で見たときに理解できるかなと思います。(スミスが倒された実際の理由は違うとは思いますが、この解説はあくまでも「僕がそう思った」だけの話です。)

 

 

さっきも説明したようにエゴは否定する、抑える、消そうとすればするほど増大するという性質があります。逆に「認める」「感謝する」と小さくなるという性質もあります。

 

極論的に言えば完全にエゴ(自我)が消滅する状態が、最初にも言ったように「ワンネス」になります。(映画「ルーシー」の最後の状態のパターン。)

 

ある視点ではエゴがあるおかげでこうして「存在」できているわけだから、ありがたいとも言えます。

 

ただ、最初のほうでも言ったようにエゴが強すぎても苦しみの元になるし、かと言ってエゴを抑えすぎるのも「成長」という視点から見るとデメリットも出てきます。

 

「じゃあどうすりゃいいの?」ということなんですが、この世界はどんな事も天秤のように「陰と陽のバランス」で成り立っているので、「こうすれば絶対正解!(真理)」みたいなものはないです。

 

だからこそ自分のできる範囲でバランスを取りつつも、やはり人間なのでバランスを取れない時もあります。そういう時は「バランスを取れない自分」も含めて認めてあげるという視点も大切なんだと僕は思います。

 

 

また別視点では、

「そもそもエゴというもの自体考えない(手放す)」

ということ。

 

スピリチュアルの世界ではありがちなことですが、「あなたのそれはエゴよ~!」と人に押し付けている、られているぐらいならそもそも「エゴ」というもの自体に関わらない方が案外幸せだったりします。

 

さっきのバランスの話じゃないですが、あまりこの「エゴ」という概念に縛られ過ぎないという事も人生において大事かなと僕は思います。

 

「エゴによって人は強くもなれるし弱くもなる。」

 

人生でエゴに振り回されるのも、うまく利用するのも、それ自体考えないのも人それぞれで自由です。

 



 

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[画像出典 https://unsplash.com]

 

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