人生の幸せにも影響する【感情コントロール】の一つのやり方

感情コントロールのお話

 

今回は人生そのものに影響する「感情のコントロール」についてのお話です。

 

この「感情のコントロール」に関しては、以前ブログの読者さんからもコメント(質問)がきていたので、今回しっかりと説明していきたいと思います。

 

この「感情をコントロールする」という話も「人生はすべて決まっている」というワンネス視点、運命論的な視点から見れば、

「私たちは何かをコントロールしているようで実は何もコントロールできない。」

と解釈する事もできます。

人生はすべて決まっている?運命と宿命の違いをわかりやすく伝えます

(´_ゝ`)あらやだ!

 

この世にはいろいろな視点があって、どの視点が「正しい、間違っている」というものはなく、このお話ではあくまでも「自分の意思で感情をコントロールする事ができる」という視点からお話していきたいと思います。

 

ではさっそくいきましょう。

感情の重要性について

まずいきなり結論を言ってしまうと、この世界で「完璧に」感情をコントロールする事はできません。

(´_ゝ`)ゲッ!

 

「陰と陽」という言葉もあるように、喜怒哀楽という感情も常に完璧にコントロールするという事は無理なんです。

 

「そんなことはない!私は感情をすべて完璧にコントロールしている!」

という人が仮にいたとして、それは本人が完璧にコントロールしていると「思い込んでいる」だけです。

 

スピリチュアルなお話によくある、

「ジャッジしてはいけません!」

「とにかくポジティブな思考でいて下さい!」

という話もまた然(しか)りです。

 

陰と陽があるこの二元性の世界で、完璧に感情をコントロールする事はできませんが、感情をコントロールする「パーセント」はある程度高める事はできます。

 

今回はそのパーセントを高めるやり方(マインド)を説明していきます。

 

まずその前に前段階として、今回のテーマの「感情」というものについてもう少しお話します。

 

例えばスピリチュアルによくある、

「ポジティブはいい、ネガティブはだめ!」

というような考え方は半分正解で半分間違いです。

 

「半分正解」というのは、ネガティブな感情というのはエネルギー的には漏れている状態なので、その時(点)だけを切り取って見ればよくない状態と言えます。

(エネルギーについての記事はこちらです。)

エネルギー(波動)とは?スピリチュアルにもあるこの世の仕組み

 

そして「半分間違い」の意味は、先ほども「この世には陰と陽がある」と説明したように、ネガティブという感情も必要だから存在しています。

 

喜怒哀楽で言えば、「怒哀」があるおかげでいろいろな気づきや学びがあって、魂的にみてもより成長する事ができます。

 

ディズニーのアニメ映画「インサイドヘッド」を観たことある人は分かると思いますが、物語の途中「かなしみ」という感情を無理矢理抑えつけ隠そうとした事によって、世界(マインド)がバランスを崩して大変な事になっていきます。

 

そして最終的には「かなしみ」などのネガティブな感情もすべて「必要なんだ!」という気づきを得て、世界(マインド)はいい方向に向かっていくという物語です。

 

このようにある視点から見れば「喜怒哀楽」という感情はどれも必要で、それぞれがあるおかげでバランスを保っています。

 

これは例えるなら「天秤のバランス」のようなもので、ポジティブにしろネガティブにしろ、どちらか一方に偏り過ぎるとエネルギー的にはよくないというこの世の仕組みですね。

エネルギー(感情)ボックスという見立て

ではここからは「感情を具体的にどうコントロールするのか?」という部分についてお話します。

 

先ほども説明したように感情というものは完璧にはコントロールできませんが、「ある程度」はコントロールする事ができます。

 

まず感情というものもある視点から見れば、「一つのエネルギー」で「いい悪い」はないです。

 

ただ、あまり負の感情に振り回されてしまうとエネルギーが無駄に漏れてしまうので、ある程度はコントロールできた方がいいです。

 

例えば、あなたが誰かに対してめちゃくちゃ「怒り」の感情が湧いたとします。

「なんだよあいつ!クソがー!」

この時、怒りの感情はもうすでに起きてしまっているので、この時点ではどうしようもないです。

 

大事なのはその「後処理」です。

 

そしてこの時に少し俯瞰した位置から自分を見ると、「怒っている自分」がいますよね。

 

ここでこの感情というエネルギーを少しコントロールしてみます。

 

まずこれはイメージ法になりますが、怒っている自分の目の前に四角い「エネルギーボックス」があるとイメージ(見立て)してみてください。

 

エネルギーボックスの名前は他にも「マインドボックス」「感情ボックス」でも別になんでもいいので、あなたがしっくりくる名前で設定して大丈夫です。

 

形や色や大きさも、あなたの好きな感じでイメージしてください。

 

そしてこのエネルギーボックスに、先ほどの「怒り」という感情のエネルギーを入れるというイメージをします。

 

一回では収まらないなら何回でもいいので、とにかくこの感情ボックスに怒りのエネルギーを入れるイメージをします。

 

すると完全とまではいかなくても、少し「怒り」という感情と「自分」が分離するので、怒りという感情が少し収まり支配されにくくなります。

 

慣れないうちは効果を実感しにくかったりしますが、このエネルギーボックスを使う事に慣れてくると、感情が収まる時間も早くなったり、ある程度自動でできるようになってきます。

 

このエネルギーボックスにはいくら感情を入れても満杯になることはないし、いつでもどこでも使えて(イメージ)デメリットがないという部分がいいところです。

(イメージ的にはドラえもんの「四次元ポケット」のようなカンジですね。)

(´_ゝ`)ドラえもんのポケットほしい、、

 

このエネルギーボックスは「怒り」「悲しみ」「不安」という感情はもちろんですが、人生の中でちょっと調子に乗ってしまって、

「私って最強~!フゥー!」

というような、無駄に「自慢」や「興奮」してしまったような時にもエネルギーは漏れるので、そういう場合も有効なイメージ法です。

 

このエネルギーボックスという視点を少し俯瞰した位置から見ると、「自分」と「感情」を切り離しているという状態です。

 

怒りや不安や悲しみといったいわゆる負の感情と呼ばれるものは、自分の内側(トラウマなど)から起きる事も当然ありますが、自分以外の「他人」からの邪気によって伝染するというパターンもあります。

邪気(負のエネルギー)がある人や場所の特徴とその本当の正体

 

なのでこのエネルギーボックスというイメージ法をうまく使いこなせるようになると、ある程度感情という暴れ馬に振り回されにくくなります。

まとめ

最初にもお話したように、いわゆる負の感情と呼ばれるものも必要だからこの世に存在しています。

 

なのでそういった感情も認めつつも、同時に感情という暴れ馬に振り回されないようにある程度のコントロール(イメージ法)も必要です。

 

今回お話したエネルギーボックスというものも、慣れない最初のうちは効果を実感しにくかったり難しいかもしれませんが、日常生活の中で少しずつやっていくうちに自然とできるようになったり、実感しやすくなっていきます。

 

もちろんお金も一切かからない方法なので、「感情コントロール」の一つの考え方としてよければ参考にしてみてください。

 

「感情」について他の記事はこちらです。

【本当に自分がしたいこと】を知るためには「感情」を疑えばいい

 

[画像出典 Unsplash]




2 Responses to “人生の幸せにも影響する【感情コントロール】の一つのやり方”

  1. 久しぶりにコメントします。

    メルマガは、たまにメール開いた時に読んでます笑

    世の中、理不尽な事が多いので、かつては“怒り”まくっていたのですが、最近は歳のせいもあってか、まあ、世の中そういう事もあるある笑と、抑えられるようになってきました。
    という気がしています。

    ところが、一人暮らし、ゆっくりお風呂に浸かっている時に限って、ムカつく事、ムカつく奴の事が頭の中に沸いてきて、怒りやら負の感情が溢れ出してくる感じ。あら何で?
    こういうの何時からでしょう?

    お風呂に浸かっている時くらい、幸せな気分になりたいと思うのですが、おそらく、怒りの念みたいな負の感情を抱く事も大切という事なのでしょうかね?

    「ああ、まただよ…」と気づいた時に、実家で飼っている可愛いワンコの事を思い出すようにしてはいるんですけどね。

    ふと、このような事を思ったのでコメントしてみました笑

    • Bikke兄さんコメントありがとうございます。
       
      「たまに」でもメルマガを読んでもらってありがとうございます。笑
      感情って完璧にコントロール出来ない所がこの世の面白いとこでもありますよね。

      お風呂は邪気が落ちやすい場所なので、自分でも忘れてしまってフタをしたような過去の負の感情が表に出てくるパターンもあります。

      負の感情も完全に無くすことはできないので、Bikke兄さんが言われるようにうまく飼い馴らすカンジがいいと思います。(^_^)

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