ブログ読者さんから質問
ノリです。
今回はブログ読者さんから届いた質問からお話していきたいと思います。
ではさっそくいきましょう。
はじめまして。kといいます。
数週間前に 「パラレルワールド」「腑に落ちる」を検索していてノリさんのサイトにたどり着き、メルマガ登録をさせていただきました。
サイトもエネルギー講座も楽しく読ませていただいてます。
ありがとうございます。
先日の“【もらいもの通信】視点の上げ下げの重要性”について疑問があり、メールをさせて頂きました。
もしよろしければお時間のある時に教えていただければ嬉しいです。
まず、縦軸の視点を上げる、下げる、の重要性のついては、何となくですが理解できました。
私の場合視点を上げることにばかり考えて夢を見ていた時期がありました。
今までよく視点を変えると見え方が変わるというのはよく耳にした言葉でした。
その視点ですが、私なりに考えてみて???と思いました。
その視点というのはいろいろありますよね?
たとえば、、、、「コーヒー」(朝コーヒーを飲みながらだったので、、、) コーヒーに対する視点は人それぞれで、、、
おいしい、まずい、苦い、あまい、黒い、茶色い、熱い、冷たい、液体、においがいい、値段が高い、臭い、、、 と、私が思いつくものはこれくらいですが、、、、(後の方は娘の意見です)
この視点ですが、上下があるのでしょうか?
もしあるとしたらどれが「上」でどれが「下」なのでしょうか?
どうしても「視点」に対しての上下がわかりません。
どのようにして「視点」の上下が分かるようなるのでしょうか?
どちらかというと私の中では「視点」とは中心に「コーヒー」があり、その周りから→でおいしい、まずい、苦いなどがあるイメージなんです。
ただの選択肢のような、、、、 それとも私が考える「視点」という事の理解事態が間違っているのでしょうか?
宜しくお願いします。
kさんメールありがとうございます。
「視点」についての質問ですね。
これも目にみえない概念のお話なので、当然理解しにくい部分もあります。
まず、「理解事態が間違っているのでしょうか?」という部分なんですが、こういうお話に「正しい、間違い」というものはないです。
kさんの思う「視点」もあるし、他の誰かの思う視点もあるので「絶対的な答(真理)」というものは存在しないんですね。
人それぞれに「これはこういうものだ!」という思いがあって、それ自体が今回の質問のテーマの「視点」という事になります。
そして当然、僕にも「視点とはこういうもの」という思いがあるので、これからその一つの視点をお話します。
視点の上げ下げの意味
まず今回の「視点の上げ下げ」の質問の元ネタになった記事がこちらです。
(まだ読んだ事のない人は一読してみてください。)
→https://nori-blog.com/philosophy-of-life/point-of-view/
この視点の「上げ下げ」というものをもう少しわかりやすい言葉にすると、
- 「上げ」=「天の視点」
- 「下げ」=「地の視点」
というイメージになります。
今回kさんの言われているコーヒーに対しての「おいしい、まずい、苦い、甘い」というのはどちらかと言えば「地の視点」になります。
地の視点というのは抽象度(次元)が低い視点です。
この「低い」という言葉を聞くとイコールで「よくない」「たいしたことない」というイメージがありますが、そうではなくこのブログでも書いてるように、低い視点というのもこの世界ではとても大事な視点です。
地の視点というのはわかりやすく言えば、
- 「物質的な事(技術的な事など)」
- 「目に見える事」
というもので、例えば今回のコーヒーで言えば、
「より美味しいコーヒーを作るには技術的にどうしたらいいのか?」
「コーヒー豆は何をどう使ったらいいのか?」
という部分や、kさんの言われるような、
「このコーヒーは美味しい」
「コーヒー自体嫌い」
というような人それぞれの「好み」や、見た目、値段に対しての人それぞれの「思い」の部分ですね。
そして「天の視点」というのは地の視点とは逆に、抽象度(次元)が高い視点になります。
例えばこのブログでも「お米の神話」というものを伝えていますが、このお米の神話というのは天の視点です。
「なぜお米というものが今、この世界に存在しているのか?」
という視点ですね。
これは「本当かどうか」はとりあえず置いておいて、そう「見立ててみる」というお話です。
(なぜ本当かどうかは置いておくのかと言えばそれは単純に、それに対して「正しい、間違っている」をどちらも証明できないからです。笑)
「そもそもなぜそれ(今回はコーヒー)が存在するのか?」
例えばコーヒーという飲み物が、
「地上の人々に元気(エネルギー)を与えるためにどこかの神様が地上に降ろした。」
というのは天の視点になります。
これは「例え」で僕がアドリブで作ったものなので、笑 「コーヒー」という飲み物の本当の存在意義はわかりませんが、こういった「なぜ存在するのか?」という天の視点は人間にも同じ事が言えます。
先ほども言ったようにこれは「本当かどうか?」は置いておいて、そうやって物事を見た方がエネルギー的によくて、人生をより良く生きる事ができると思います。
- 「地の視点」=「現実的な視点」
- 「天の視点」=「目に見えない世界の視点」
ザックリ言えばこんなイメージですね。
もちろん「視点」というのは人の数、存在の数だけあるので、今回お話した僕の視点もその数ある視点の「たった一つ」に過ぎないですが、少しでも参考になれば幸いです。
今回は以上です。