人生にあるいろいろな選択肢
今回は「人生と選択」というテーマで書いてみたいと思います。
この「選択」というものも、それを見る視点によって変わります。
例えばスピリチュアルの中でも、いわゆる悟り系と呼ばれる視点で言えば、因果関係というものはなくてこの世の始まりから終わりまで、「全て決まっている」とも言えます。
この視点から見ると人生の中にある選択は、過去も未来もいい意味でも悪い意味でも「すべて決まっている」という事になります。
(´_ゝ`)ちーん
この視点では人生の中で起きたミスや後悔も全部含めて、
「すべて正解だった」
という事も言えます。
ただ、こういう「運命論的な話」は正しい、間違っている以前に、どちらかというと極論的なものなので、
「だから何?」
とツッコまれても何も言えません。笑
→人生はすべて決まっている?運命と宿命の違いをわかりやすく伝えます
なのでここからはあくまでも「自由意思はある」という視点から、この人生の選択肢について書いてみたいと思います。
選択をしないという選択
人生を生きていく上で、人はさまざまな選択を迫られます。
その選択が吉と出るのか凶と出るのかは、どちらにしろ選択をしてみないとわからないですよね。
例えば、人生の中で一つの選択をしてそれによって失敗したとします。
その時だけを切り取れば、
「その選択=失敗」
という事になりますが、後々にその失敗のおかげでいろいろなプラスにつながったとすると、その失敗した選択というのは結果的に、その人の人生にとっていい選択だった事になります。
という事は目の前の選択というものは確かに大事なんですが、もっと大事なのはその後にその選択から何を学んだのか?という事なんです。
こういうことを「過去の再定義」とも言います。
→過去を変える方法はあるのか?人生の後悔やトラウマを乗り越える考え方
また別の視点では、
「あれは人生を左右する大事な選択だったのに、私は選択する事が出来なかった、、」
というように選択できなかった事に対して後悔するパターンもあります。
これは厳密に言うと、選択してないようで選択してるんです。
(´_ゝ`)え?
それは「選択しないという選択」です。
「選択できない」「選択しない」というのは、それ自体がそういう選択なんです。
選択をしないという行動でも人生のシナリオが変わってきます。
→映画だけの話じゃない?パラレルワールドへの行き方とその本当の意味とは ?
だから選択をしてもしなくても、それは一つの行動なので厳しい言い方をすれば、それに伴って起きた出来事はすべて自己責任とも言えます。
これに似た言葉で、リスクというものがあります。
- やるリスク
- やらないリスク
という考え方で、人生の中で何かに挑戦やチャレンジする時には、必ずやるリスクを伴います。
それとは逆に、人生の中で挑戦やチャレンジから逃げるという行動も、やらないリスクというものが伴います。
「選択しない」というのは一見、安全というか無難な道に感じるかもしれないですが、逆に選択しなかったことによってより現状が悪化する場合もあります。
人生の中で選択しないというのも、一つの選択をしているという自覚を持つ事が大事です。
「どの選択が正しいのか?」
なんて事は死ぬ前、もっと厳密に言えば何百年~何千年後というような長い視点から見て、ようやくわかる事とも言えます。
という事は選択する時に大事なのは、
どちらを選択したほうが死ぬ時に後悔しないか?
というような、目先の損得抜きの自分の中にある本当の想いです。
まとめ
もちろん人間は完璧ではないので、全ての選択をパーフェクトに後悔なくすることは難しいと思います。
(´_ゝ`)人間だもの
ただ完璧は無理でも、たとえ1%でも完璧に近づける努力や決断は必要だと思います。
「劣等感との付き合い方」についての記事はこちらです。