食からエネルギーを高めるためには発酵食品の中にいる微生物が大事

日本古来の発酵食品と微生物の関係について
ノリです。
今回は「食とエネルギー」のお話の中で「エネルギーと微生物の関係性」について説明していきたいと思います。
前回はこの微生物の話に繋がる「酵素」について説明しました。まだ読んでない方はこちらです↓

ようやくここから本題の「微生物」の登場です。笑
前回の説明で酵素を人工的に体の中に取り込むのに、アメリカではサプリメントなどで摂取していると言いました。別にこれはアメリカだけの話ではなくて、日本や世界的に見ても同じですよね。
もちろんそれも酵素を効率的に体の中に取り込む一つの考え方ですが、実は私たちが住んでいるこの「日本」というのはまさに「酵素天国」なんです。
(´_ゝ`)そうなん?
この酵素というのは実は微生物からの体の中に取り込むことができます。
微生物というのはもう少しわかりやすく言えば、「発酵食品」の事。
この発酵食品というのは海外ではヨーグルトなどが有名ですよね。
そして日本で昔からある発酵食品と言えば、
- 味噌
- 醤油
- 味醂(みりん)
- 納豆
- 漬け物
などまだまだありますが、日本古来の食べ物にはたくさんの発酵食品があります。
こうした発酵食品を食べてそこに含まれている微生物を体の中に取り入れることで、体にとって大事な酵素を増やすことができます。
つまり一言でいえば、発酵食品を食べることでエネルギーをより高めることができます。
腸内で何が起きているのか?
人間の体の中、もっと言えば「腸」には約100~200兆の微生物がいると言われています。
重さにすると約「2キロ」の微生物がいると言われています。
(´_ゝ`)まじ?
最近ではよくCMなんかで「腸内環境を整えよう!」みたいなフレーズで腸の大切さを伝えていますよね。
「食が人生を変える」という言葉は、厳密言うと「腸が人生を変える」と言っても過言ではないということなんです。
これまで酵素の話をしましたが、この微生物が腸に入ることによって体にとって大事な酵素を作ってくれるからなんです。
腸の中にいる微生物はおおまかに3つの種類がいます。
- 善玉菌
- 悪玉菌
- 日和見(ひよりみ)菌
これらはけっこういろんなテレビ番組でも登場する名前なので、「それ知ってる~!」という人も多いんじゃないかなと思います。
では順番に説明していきます。
まず「善玉菌」は腸内の働きを良くして便秘や下痢を予防したり、病気に対しての免疫力を上げる働きをします。
「悪玉菌」は腸内の活動を滞らせて便秘や下痢を起こしたり、炎症や発がん性物質を作り出すような活動をします。
「日和見菌」は一言でいえば「どっちつかず」の菌で、善玉菌、悪玉菌のそれぞれどちらの活動が優位な時は「おっ、あっちなんか盛り上がってんな!みんなあっち行こうぜ~!」と働きが活発なほうに加勢するような動きをします。笑
そしてこの善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスは、「2:1:7」が理想的とされています。
(´_ゝ`)だからこれなんのブログ?
「え?悪玉菌なんか0にすればいいのに。」と思う人もいるかも知れないですが、この比率でもわかるように実はこの「悪玉菌」という存在も必要なんです。
前回の「酵素の話」で出てきた、「体内に有害なものが入ってきたとき、消化酵素が分離する」という説明をしました。
この「有害物質」というのはたいがいのものなら消化酵素で分離できますが、人間の社会と同じで中にはそれでも処理できないような「厄介もの」がいます。
この厄介ものは善玉菌(消化酵素)の力では退治できません。
どうしたらいいのか?
ここで「悪玉菌」の登場です。悪玉菌は善玉菌では退治できないような厄介ものを退治することができます。
悪玉菌は確かに体にとってデメリットな部分もありますが、こうしたメリットもあるからこそ存在しているという事なんですね。
腸と神経の関係とは?
腸内環境と「脳」というのは密接に関係していて、そこに「神経」にも関係してきます。
神経には大きく2つの種類があって、
- 交感神経
- 副交感神経
があります。
交感神経というのはわかりやすく言うと、体が「緊張」している状態です。
この時、神経伝達物質と呼ばれる「アドレナリン」が大量に分泌されます。
よくスポーツ選手が試合になるとテンションが上がったり、緊張している状態ですね。
そしてこのアドレナリンが出ている時は脳の動きは活発になりますが、逆に腸の動きは鈍くなります。
腸の動きが鈍くなるということは、腸内環境は悪くなり微生物も働かなくなり、酵素も作られにくくなります。
わかりやすい例だと、人はよく大事な事(試合、テスト、会議など)の前って「なんか緊張し過ぎてお腹がいたい、、」って経験ありますよね。
あれは緊張によって腸の動きが悪くなった事によって、結果的にお腹が痛くなるというパターンです。(すべてとは言いませんが。)
この状態も「たまに」なら問題ないと思いますが、日常的にこの状態が続いたら腸、微生物、酵素的にいかによくないかわかりますよね。
そしてこれとは逆に体がリラックス状態になると、脳波もβ波→α波になると「副交感神経」が優位になり、神経伝達物質の「セロトニン」が大量に出ます。
このセロトニンは別名「幸福物質」とも言われています。
このセロトニンは先ほどのアドレナリンの説明と逆になり、セロトニンが体内に大量に出るとリラックス状態になり、腸の動きが活発になり、それに連動して微生物の動きも活発になり、結果体にとって大切な酵素をたくさん作ってくれます。
この時、脳の動きは鈍くなり、腸の動きは活発になります。
この関係性もどちらが正しい間違ってということではなくて、どちらも大事なんです。
人生において緊張状態(アドレナリン)が必要な場面も当然あるだろうし、もちろんそればっかりでは腸内環境は悪くなり健康にもよくないです。
これはこの世の「二元性」(陰と陽)のようなもの。
なので、まずはこうした仕組みを知って、そこから自分のできる範囲からこうした知識をこれからの人生に活用してもらえばと思います。
人が握るおにぎりについて
ここまで、
- 「エネルギーを高めるには酵素が大事でそれはなぜなのか?」
- 「日本古来の発酵食品には微生物がたくさんいて、その微生物が酵素を作ってくれる」
- 「脳と腸と神経は密接に関係している」
という部分をお話してきました。
ここから少し本題の「エネルギー」に少し戻してお話していきたいと思います。
これまで説明してきたように、毎日の「食」を意識することによってエネルギー(波動)を高めることができます。
もちろんこれは「食だけ」を意識すればいいというわけではなく、今までこのブログで伝えてきたように「思考(マインド)」も同じように大切です。
そしてこれまで微生物について説明してきましたが、実はこの微生物というものは持っている本人のエネルギー(波動)に影響を受けます。
(´_ゝ`)はい?
どういう事かというと、簡単に言えば、
- 「エネルギー(波動)高い人」=「優等生な微生物」
- 「エネルギー(波動)低い人」=「不良な微生物」
というように、かなりざっくりとした例えですが、その人のエネルギーに影響されて微生物も変わります。
例えば「おにぎり」をラップとかで包まずに、素手で握るとそのおにぎりに握った人の微生物がつきます。
するとその微生物によって、おにぎり自体のエネルギー(波動)も変わります。
これは「例え」としておにぎりの話をしていますが、手で触れられるものや仕事とか、この世のあらゆるものに関係してくる話です。
話をおにぎりに戻すと、例えば人が手で握ったおにぎりは何個も食べられたりするけど、コンビニのおにぎりってそう何個も食べられなかったりします。
これはなぜかというと、コンビニのおにぎりには微生物がついてないからです。(別にコンビニのおにぎりがダメという事ではなくて、あくまでも微生物の視点から見た話です。笑)
ただ、前回の記事でお話したようにたとえコンビニのおにぎりであっても、その物の「背後を感じる」ことでエネルギー量を高めることはできます。
そして極端な事を言うと、たとえ同じお米、同じ条件であってもエネルギー(波動)の高い人が握ったおにぎりは美味しくて、その逆はマズくなります。
ただこれも自分自身のエネルギー(波動)が低い場合はその違いがわかりにくく、逆に高くなればなるほど違いを感じやすくなります。
お米を炊飯器で炊くときも同じで、エネルギーの高い人の手でお米をといで炊くとたとえお米、水、炊飯器と条件が同じであっても美味しくなります。(もちろん得られるエネルギー量も上がります。)
これに似た話では、お米に「ありがとう」や「感謝してます」というような言葉をかけて炊くと美味しくなるのと原理は同じです。
なぜかというと、「ありがとう」や「感謝」という言葉自体がエネルギー(波動)が高いからなんですね。
逆に似たようなもので「美味しくなれ~!」というような言葉がありますが、これはどちらかというと、「支配型」もっと言えば「念力」になるのでやめたほうがいいです。
これは自分が「お米の立場」になればわかりやすいと思いますが、他人から「~になれ~!」と言われればあまりいい気はしないですよね。笑
「期待」と「信頼」はべつもので、期待は人やものからエネルギーを奪います。
また少し話がそれましたが、笑 というわけで話の流れ的に「お米」という言葉が出てきたので、次回はさらに食でエネルギーを高めていくために、「お米にまつわる日本神話」をお話していきたいと思います↓

「腸は第2の脳」とよく言われていますが、ノリさんのブログでわかったような気がします。
こういうことだったのですね。