信仰って何?
今回はスピリチュアルの中でも宗教などに出てくる言葉で、「信仰」についてお話したいと思います。
(´_ゝ`)ふーん
この信仰という言葉を聞くとイメージするのは、よく宗教をやっている人が宗教をやっていない人(無宗教者)に対して、
「あなたは信仰心のない人だ!」
と批判的な(ディスる)言葉を使う場合がありますね。
この信仰というのはどういう事かと言うと、簡単に言えばその人が、
「どう思って生きているのか?」
という事です。
また世間一般的にはこの信仰という言葉を聞くと、何かしらの宗教に属していないといけないとか、何かしらの神を信じていないといけないというような考え方が多いですね。
これもこの「信仰」という言葉に対して、人間がどういう意味や価値をつけているか(視点)で解釈が変わってきます。
例えば世の中にある「宗教」という視点から見ても、いろいろな信仰があります。
世の中にある宗教の信仰について
世界には実にたくさんの宗教があって、例えば有名なところでは、
- キリスト教
- イスラム教
- ヒンドゥー教
などの宗教があります。
これらの宗教は世界中に信仰している人(信者)がいてその数は、
- キリスト教=約25億人
- イスラム教=約15億人
- ヒンドゥー教=約10億人
と言われています。
そしてそれぞれの宗教には信仰の軸となる「教え」があって、キリスト教なら「聖書」、イスラム教なら「クルアーン」、ヒンドゥー教なら「ヴェーダ」、とそれぞれに「教科書(真理)」のようなものが存在します。
これらの宗教にはそれぞれ目的があって、例えばキリスト教なら、
「イエスキリストの教え(信仰)によって罪からの解放を目指す。」
というような目的ですね。
キリスト教に限らず世界中のどの宗教にもこういった「教え」があって、それを信じて勉強して生きていく事が「信仰している」とされています。
「正しい、間違っている」という事ではなく、そういう一つの視点があります。
ここまで「宗教と信仰」について簡単に説明してきましたが、この信仰というものも視点によってその答えが変わります。
先ほどの宗教の信仰というのも正しい間違っているという事ではなくて、「一つの視点から見た信仰」だと思いますが、最後に僕が思う信仰について少しお話したいと思います。
信仰の本当の意味とは?
最初にもお話したように、この信仰というものも視点によって答えが変わります。
もう少しわかりやすく言えば、ある視点から見れば、
「宗教をやっている」=「信仰している」
ではないという事です。
例えばお正月に多くの日本人がやっている「初詣」というものも、ある意味では「一つの信仰」とも言えます。
神社に行って神様にこれから始まる1年のご挨拶をするわけですが、本当に神様がいるとか、本当に信じているとか、効果があるとかそういう事ではなくて、人々がそう見立てて(設定)初詣をしていますよね。
「本当かどうかではなくそう思って生きる」
逆に、初詣も行かないし「神様や宗教なんて絶対信じない!」という人も世の中に当然いますよね。
ある視点から見ればこれも一つの信仰なんです。笑
(´_ゝ`)まじ卍?
「神様はいない(無神論)」
という一つの信仰(見立て)です。
この神様は「いる、いない」というお話は、以前この記事でもお話したように究極的には「いる」も「いない」もどちらも証明する事はできません。
だから「正しい、間違っている」という議論は結局のところ時間の無駄で、その人が、
「自分の人生をどう思って生きたいのか?」
という事が大切になってきます。
人にはそれぞれの「宇宙」(パラレルワールド)が存在するので、
「神様はいる!」
という人の宇宙には神様はいるし、逆もまた然りです。
→【パラレルワールドへの行き方とは?】スピリチュアルにある話の本当の意味
「信仰」というのも、ただ単に目に見えない世界や神様を「信じる、信じない」という狭い世界の話ではなくて、日常の何気ない事に感動したり感謝できたりする事も一つの信仰だと思います。
例えば、農家の人で神様は信じてないけど、雨や太陽や土に感謝しているとするなら、視点を変えればその雨や太陽や土も一つの「神」と見立てる事もできます。
そういう視点から見たとき、どんな人にも「信仰」(思い)というものがあって、そしてその信仰には絶対的な正しさ(真理)はないと僕は思います。
僕のこのブログでも「エネルギーの仕組み」という一つの見立て(信仰)を伝えていて、そいういのをまったく知らない(興味ない)人からすれば一つの宗教のように見える?かもしれませんが、笑 これも別に僕のやっている事が、
「絶対に正しい!(真理)」
なんて思っていません。
(´_ゝ`)ちーん
今回のこの信仰というお話も、あくまで僕が「そう思っているだけ」の話なので、
「信仰の本当の意味はそうではない!」
という人ももちろんいるだろうし、先ほども言ったように「正しさ」は人それぞれです。
何を信じるかは人それぞれで、「信仰のカタチ」というものも人それぞれだと僕は思います。
というわけで今回は「信仰」についてお話しました。
関連記事→僕が過去に話して感じた【宗教勧誘に来る人のセリフ】の矛盾点