
安倍元首相襲撃から見える宗教の問題
今回は少し前に起きた安倍元首相の襲撃事件から見える「とある宗教の問題」について、個人的に少し思う事を書いてみたいと思います。
(´<_` )どした急に?
事の発端を簡単に言うと、事件を起こした山上容疑者の母親がとある宗教団体にハマった事により、家庭がめちゃくちゃになってしまい、山上容疑者がその問題の「元」である宗教団体に関係があると思った政治家の安倍元首相を銃で殺害してしまいました。
この事件の細かい内容については本題から外れるのでこれ以上は省略しまして、今回僕が言いたいことはこのとある宗教団体の目に見えないものに対しての「考え方」です。
それ本当に神様?
昼の情報番組を見ていると別に知りたくなくてもいろいろと情報が目に入ってくるんですよね。笑
(´<_` )テレビ見んどけば?
その情報番組の中で「僕があくまでも個人的になんかな~と思った部分」を覚えている範囲を少し箇条書きにしてみたいと思います。
- お金には悪霊がついているので献金する事で浄化される。
- 悪霊を吸う坪が40万円?ぐらい?小さい物で3万円。
- 分厚い本が一冊3,000~430万円ぐらいする。
- あの世に行った人が苦しんでいるけど献金すると救われる。
- 献金が多いほどより救われる。
- すぐに「このままだと地獄に落ちる」とか言われる。
- 献金にキリがない。
- あの世の結婚式に献金が必要。
- すぐ死んだ人の事を話に持ち出す。
まだまだあった気がするんですがけっこー忘れました。笑
僕が個人的に思った部分は、
「目に見えない話」
「多額の献金」
「人の恐怖心を煽る」
例えば神様がいるとして、神様って物質世界で存在してないのでお金って一切いらないと思うんです。
(あくまでも個人的な意見です。)
お金がいるとしたらそれは人間が勝手に神様の為に作った建物の維持費とか、会の会費とか、、でもここで大事なのは「人間が勝手に作った」という部分です。
神様は人間に対して「立派な建物作れ!」とか「会を作れ!」とか「お金を要求する」という事はしないと思います。
だって神様はさっきいったように物質世界に存在してないのでお金なんて必要ないんです。
じゃあ神様は何で喜ぶといえば、たとえば「神様いつもありがとうございます。」というような人間から感謝されると喜びます。
もちろんこういう「目に見えないお話」はよくあるし、さっき言ったように「本当かどうか?」を証明できません。笑
ただ、証明できないからこそさっきの箇条書きにも出たような、「地獄に落ちるよ~」とか「亡くなった身内があの世で苦しんでいるよ~」というような、ある種の「脅し」で献金させるのは違うと僕は思うんですよね。
だって本当にあの世で苦しんでいるのか地獄に落ちるとか「証明できない」んです。
証明できないものってこの世にたくさんあると思うんですけど、そういうものに法外なお金を出させるというのは個人的に違うと思っています。
細かく言えば「お金を出させる」というか結果的に「自ら」お金を献金しているので、出す方もよく考えないとダメなんですけどね。
人生の優先順位
人生は時に様々な理不尽な出来事が起きるので、当時者からすれば心が少しでも楽になるようにと「藁をもすがる」思いでそういう宗教団体にお金を出してしまうんだと思います。
ただ、そういう方にもう一度考えて欲しいのは、「本当に大切なものは何か?」という人生の優先順位です。
その多額な献金は本当に自分が心の底から望んでいる事なのか?
そもそも本当にそんな大金を支払う必要があるのか?
本当にそのお金であの世にいる人や自分を救えるのか?
どこかの宗教団体の偉い人や神様の言葉より、今、自分の目の前にいる家族、そして何より自分自身の事を大事にして欲しいと思います。
例えば法外なお金を請求するような神様がいたとしたら、それは神は神でも「邪神」のような存在だと思います。
この「神」についての僕の考え方は過去に記事にしているのでよければ読んでみてください。
僕個人の考え方としてはわかりやすく言えば、人に対して、
- 「法外なお金を要求する」
- 「不安や恐れを利用する」
- 「強制してくる」
ような宗教は奥に邪神がいると思っています。
(神がいるいないは置いといてそういうイメージの話です。)
これからもこのような問題はなくならないと思いますが、今回のような被害者が少しでも減ってくれればいいなと思います。
最後にこの一言で終わりたいと思います。
大事なのはどこぞのなんちゃら神、なんちゃらの会ではなく、自分や目の前の家族。
(ただしめちゃくちゃ余力があるならなんちゃら神への献金もおけ。笑)
過去に僕が「とある宗教の人」とバトったお話はこちらです。
→ノリが過去に話して感じた【宗教勧誘に来る人のセリフ】の矛盾点