嫌いな人、怒る人の対処法
今回は「嫌いな人や怒っている人への対処法(考え方)」について、僕なりの視点からお話してみたいと思います。
(´_ゝ`)ふーん
よく人生を生きていく上で、
「あの人嫌い!」
「あの人すぐ怒るからイヤ!」
というような場合って、大なり小なりみんな誰しも経験する事ですよね。
この「怒る人」「嫌いな人」への対処法というか考え方も、視点によってその答えが変わってきます。
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この「怒る」という事もエネルギー的な視点から見るとエネルギーが漏れるので良くないんですが、まあ人間なのでなかなか「完璧」は難しいですよね。笑
「エネルギーが漏れる」というのは、わかりやすく言えば「運気が下がる」とも言えます。
怒っている人の近くにいるだけで気分が悪くなるのは、
「怒りのエネルギー」=「負のエネルギー」
とも言え、この負のエネルギーというのはイコールで邪気とも言えます。
関連記事→【邪気(負のエネルギー)がある人】や場所の特徴とその本当の正体
運気を下げる邪気を完璧に防ぐ事は、先ほども言ったようにとても難しい事なんですが、そのパーセントを上げる事はできます。
というわけで、ここからは怒っている人や嫌いな人に対する考え方を、いろいろな視点(次元)からお話してみたいと思います。
なるべく避ける
まず怒っている人や嫌いな人への一番簡易的な対処法は、
「そういう人とはなるべく関わらないようにする」
という事です。
まあこれが一番簡単でシンプルな対処法ですよね。笑
(´_ゝ`)まあね
「なるべく」という言葉をわざわざ使ったのは、仕事や学校や近所付き合い、夫婦関係など生活していく上でどうしても避けられない場合もありますよね。
もちろん極論的には、そういったものを「すべて捨てしまう」という選択もあるとは思いますが、まずは今の自分の「できる範囲で距離をとる」という事から始めればいいと思います。
怒っている人に「怒るな!」と言ってもそういう人は基本的には変わらないし、気づけば自分もその人につられて怒ってしまうという事にもなります。
嫌いな人も「人は変えられない」という言葉もあるように、人はなかなか自分の思い通りにはなりません。
なので、そういった人は無理に変えようとか無理に受け入れようとはせずに、
- 「なるべく距離をおく」
- 「なるべく関わらないようにする」
という事が誰でも簡単にできる対処法です。
「そういう人(設定)」という視点
また別の視点から見れば、あなたから見てやたら怒っている人や嫌いな人というのは、「ただそういう役割(設定)の人」とも言えます。
これはスピリチュアル的にはエゴと似たような仕組みで、エゴを否定したり無くそうとすればするほど逆に増幅してしまうイメージです。
関連記事→【エゴの本当の意味とは?】スピリチュアルの話にある自我の取り扱い方法
例えば、あなたにとって嫌いな人がいるとして、その嫌いな人に対して、
「あーあいつさえいなければ!」
「あいつムカつくムカつくムカつくー!」
と日ごろ考えていたとすると、その状態というのは負のエネルギーに満ちているので、イコールでエネルギーが漏れているという状態です。
エネルギーが漏れれば同時に運気も下がるので、ストレスで病気になりやすくなったり、人間関係が悪くなったりします。
これは嫌いな人を、
「無理やり受け入れよう!」
ということではなくて、いい悪いはいったん置いといて、
「この人は私の世界ではそういうキャラ(設定)なんだね。」
という善悪を越えた俯瞰した位置から見るイメージですね。
ドラマでも映画でも「敵役」がいないと物語が面白くないのといっしょで、あなたにとって嫌いな人や怒っている人のはある意味で「必要」だから存在しています。
この、「必要ってどういう事?」については最後にお話したいと思います。
「諸行無常」 時間が解決してくれる
また別の視点では、諸行無常という視点もあります。
諸行無常というのは簡単に言えば、
「この世のすべては常に移り変わる」
という意味です。
例えば、あなたの体の細胞は10年前の体とはまったくの別ものです。
なぜなら、体の細胞というのは常に変わり続けているからです。
そして、これから先の10年後の自分の体も今とは別ものになります。
その「10年後」の自分がどういう体になるのかは、「今の自分」が何を食べて飲んでいるかによって変わっていきます。
少し話がそれましたが、笑 あなたが今いる状況も状態も人間関係も自分自身も思考も、いい悪いは別にして「常に変化し続ける」という事です。
人は何かに対してずーっと同じテンションで怒り続ける事はできないし、人を嫌い続けるという事もエネルギーを使うので案外難しいものです。
また逆に言えば、前はその人の事をめちゃくちゃ好きだったのに、今はそんなに好きではなくなるという場合もありますよね。
(´_ゝ`)あらやだ!
人生の中で起きた出来事はすべてとは言いませんが、ある程度、
「時間が解決してくれる」
という視点もあります。
嫌いな人怒っている人が必要な理由
最後に先ほどの話に出てきた、
「怒る人、嫌いな人は必要だから存在している。」
という話を回収して、今回のお話を締めたいと思います。
物事に対してすぐ怒る人(嫌いな人)は、普通の3次元的な視点から見れば、
「なんだよあいつ!」
「あの人なんかやだな、、」
というように「ただイヤなもの」と分離した考え方になるんですが、少し視点を上げて高い次元から見ると、「そういう人がなぜ存在するのか?」という部分が見えてきます。
いきなり結論を言ってしまうとそれは、
魂がより成長するため
という視点もあります。
この世に「陰と陽」があるように、人生を生きていく上で逆に出会う人が自分にとって、「すべて陽の人ばかり」だったらどうですか?
生まれて死ぬまで出会う人がすべて自分にとって「いい人」だったら、魂が全然成長しないですよね。
ドラクエで言えば、登場する敵が最弱の「スライム」しか出てこないのといっしょです。笑
もちろんこの「魂の成長」という視点も数ある中の一つの視点なので、採用するかしないかも本人次第です。
例えば、また別の視点では「人生はすべて決まっている」というワンネス視点や運命論的な視点もあります。
→【人生はすべて決まっている?】運命と宿命の違いをわかりやすく教えます
これはどの視点が「正しい、間違っている」という事ではなくて、ある意味どの視点も正しいと言えます。
話を少し戻すと、この世には怒る人や嫌いな人からしか得られない感情や経験があり、それによってある意味「学び」があるとするなら、そういう人の存在は自分のこれから先の人生をより豊かにするために「必要」だとも言えます。
これは先ほども言ったように、怒る人や嫌いな人を「無理やり受け入れる」という意味ではなくて、そういった視点から物事を見られるようになると、
「あいつのせいで~」
という分離したマインドではなく、
「あいつのおかげで~」
というエネルギーの循環したマインドになり、結果的に回りまわって自分にいいエネルギーが還ってきます。
とはいえ、いきなり今お話したような「あいつのおかげで~」というマインドはなかなか難しい場合もありますよね。笑
(´_ゝ`)むりー
なのでとりあえず最初の段階としては、始めに説明したように怒る人や嫌いな人とは「まずは距離を置く」事からはじめて、少しずついろいろな視点(次元)から物事を見れるようになればいいと思います。
今回の記事に関係する「感情コントロール」のお話はこちらです。↓