読者さんから届いた質問
前回の記事にも書いたように今回から「食とエネルギー」についてやっていこうと思っていましたが、実は年末にある読者さんから質問が届きました。
なので、今回はその質問に対する返信(アンサー)を記事として書きたいと思います。
もちろんこのコメントをブログ内で紹介する事は、あらかじめその読者さんから了承を得ています。
(´_ゝ`)り
ではさっそく、質問をくれた読者さん(ここからは仮名Rさんとします)のコメントを紹介します。
はじめまして。
半年くらい前から娘がスピリチュアルに目覚めたとかでやりたくないことは何もしない方が良いとか、お金が全てではないとかで仕事も辞めてしまいました。
そうした自分を高める生活をしていると自然と愛する人が援助してくれるみたいな、意味のわからないブログをはじめておりました。
スピリチュアルが何なのかもよくわからない私は手当たり次第携帯にぎりしめて知ろうとし、ここにたどり着きました。
何を勘違いしてるのか、私の考えがおかしいのかよくわからなくなってしまいました。
ただ、高額のセッションを開催するお知らせもあり他人さまにご迷惑をかけているのではと心配になりました。
新興宗教にのめっているかたとおなじなのでしょうか。
そうなると話しが通じないのかな、とか不安になるばかりです。
どのようなことにポイントを置いて話を聞くのが良いのかご面倒でなければお知らせください。
よろしくお願いします。
ここまでがRさんがくれた一通目のコメントの内容です。
そしてその後僕とコメント欄で、少しやり取りがあってからの二通目のコメントです。
ノリさんへ
こちらころ、こんな年の瀬に私の話を聞いてくださり感謝いたします。
娘は学校卒業してからずっと働き、親元から離れても自立して生活しておりました。
昨年結婚し、随分遠くに住むことになりこれまでのように出会う機会がなくなりました。
今の世の中ですから電話でもメールでもありですが、新しく出発した2人には用事がない限りこちらからコンタクトすることはしていませんでした。
今年の夏までは自分の発信している情報など、みてみて、とメールしてきてましたのでそれなりに感想を送ったりしてました。
ところが唯一無二の自分、とかいうフレーズでブログを立ち上げてから自分をリセットするために仕事も辞めます、と宣言。
そのあたりからブログは存在がなくなりました。
そのあたりから連絡もなくなりました。
どうしてるのかなあと思いメールしても返信は随分たってからだとか、時には携帯落として連絡遅れたとか以前と少し様子が変でした。
親と話すことが禁止されるようなサークル?にであったのか?とかザワザワして前のブログ名を頼りにツイッターにも目を通しておりましたらありました。
新しいブログにもリンクするようになっていてその中で私たちとの空白の時間にかかれた記事に絶句です。
どっかでみたことのあるような、眩しく光りを放つ絵や天に向かって伸びていくような絵を載せ、神さまからのメッセージなどと書き込みがありました。
最初のころは自己啓発セミナーにでも言ってるのか、みたいな内容でしたが、
ヒーラー 、とか
エネルギー、とか
チャネリング、とか
しかも神様からこんなメッセージ頂きました。と言うだけで、そのメッセージが自分をどう変えたとかとかの情報はなく、最後には高額なセッションを提示して終わり、というパターンです。
自分を愛し、前だけ見て突き進んでいく先に愛ある人が支え援助してくれるだから、苦しくても頑張るという決心をした。その過程でお金が無かったり批判する人がでてきたりするのは自分を愛する努力が足りないのだ。
大好きな旅をするにも給料もらってだったらその給料の中で許せる範囲のところにしか行けない。
愛のある生活をしていれば報酬はいくらでも自分で決められる。
などなど。
???
この辺りから理解に苦しむのですが、こんな考えからなんの勉強もせず突然神さまと通じ合えるようになったと錯覚している娘は数時間のお話をするだけで、私のパート代をも上回る報酬を受け取る権利があると思っているのでしょう。
ノリさんのブログは少ししか拝見しておりませんが物事にはバランスが大事ってところがすごく響きました。
私にも欠落しているなぁと反省しております。
百歩譲って娘が神さまに通ずることができていたとしても、今存在している現世でしか生きていられない以上生きるってことはお金が必要だし、そのためには働いて報酬を得るしかないと思うのですが。
そんな折、娘からお金貸してほしいとメールがきました。
電話しました。
お金なくなったの?ときくと
うん、というだけ。
たぶんお正月の帰省代もないのでしょう。
まあちゃんと出会って話さないとますます閉ざしてしまうと思いこのことには触れないでおきました。
お正月に返すというので(返すお金があるのなら貸してなんて言わないわな、と心ではおもってました)少しばかり送りました。
と、次の日
◯◯稲荷にて
とブログ更新。
娘も自力でこういう世界に入ってはないと思うので、誘う方へのセッション料やら神さまとお話しする神聖な空間に出かけるお金に四苦八苦しているのだと察します。
随分長々書いて申し訳ありません。
お伝えした現状でたぶん帰省してくるであろう娘に人の悩みにつけ込んで、大金をとろうとしていることに気づかない娘に今後も少しずつでも、人さまに迷惑かけずに生きていくよう伝えるためにはどうしたらいいのかと思うばかりです。
なんか変と感じるようになってからは、私からのメールの返信が何日もおいてからになっていたのも講師?の方に相談してからの返信だったのかなぁと思ったり。
ピンポイントの質問にはなりませんでしたがご理解いただけましたでしょうか?
よろしくお願いします。
以上がRさんからいただいた質問です。
簡単に説明すると母親であるRさんが「スピリチュアルにハマる娘さん」を心配されて、これからどう関わっていけばいいのか?スピリチュアルにハマっている娘は大丈夫なのか?というイメージです。
僕はこのRさんからのコメントを読んだ時に、大きく4つのテーマが頭の中に浮かびました。
- スピリチュアルとビジネスの問題点
- 神の定義
- 親子問題
- それぞれの「学び」
ではここからはあくまでも僕個人の視点ですが、順番に説明していきたいと思います。
スピリチュアルとビジネスの問題点
まずコメントからもわかるように、Rさんの娘さんは約半年前からスピリチュアルに目覚めて、高額のセッションを開いているという事でした。
この情報だけだと娘さんが単独で主催してセッションをやっているのか、いわゆる師匠のような存在がいてその人の集客のお手伝いをしているだけなのかはわかりませんが、以前「脱スピリチュアル」の記事にも書いたように、スピリチュアルのような「目に見えないもの」=「高額設定」な場合、ビジネスとしてはかなり難易度が高いです。
例えば、10万円という価格設定の場合、消費者に同等かそれ以上の価を与えないと、長期的にビジネスをやっていく事は不可能でしょう。
ましてやRさんの娘さんのようにスピリチュアルに目覚めて半年程度で、それだけの価値を与えることは相当難しいと思います。
百歩譲ってその娘さんがなんらかの体験、いわゆる覚醒体験や悟り体験と呼ばれるものがあって、高額セッションをやっているとしても半年程度では時期的に早いと思います。
なぜかというと、どんなビジネスにせよお金を出すのはお客さんです。
価格設定をするのはセッションをやる主催者ですが、最終的にお金を払うのはお客さん。
ということは、価格が高ければ高いほどお客さんの期待値は上がります。
その期待に応えるには主催者側とお客さんの間に、信頼関係が必要になります。
「あの人がやるセッションだから信頼してお金を払うわ!」
というような信頼関係です。
高額セッションがイコール「ダメ!」という事ではなくて、それが成り立つにはその前に信頼関係を築くという時間が必要になってきます。
半年程度という時間で、高額セッションの期待に応えるだけの信頼関を築くのは正直難しいと思います。
仮にスピリチュアルで高額セッションをやるなら、半年と言わず最初の数年は無料で価値を提供するぐらいでいい加減だと思います。
なんせ「目に見えないもの」を商品として扱うわけですから。
(もちろんこれは詐欺のような商品の場合は論外ですよ。笑)
ただ、短期的に売るなら可能は可能だと思います。
コメントの内容を見ていてなんとなくわかりますが、おそらくこのRさんの娘さんが目覚めたスピリチュアルというものは「人生のステージ」で言えば「ステージ1(欲望のステージ)」の人を相手にしたものだと思います。
→人生のステージ(魂レベル)にある4つの段階と高い人低い人の特徴
ようはこのステージの人が喜びそうな、
「簡単に人生を逆転できる!」
「楽して稼げる!」
的な言葉を使えば、今に不満のある人が集まってきます。
そうした人に言い方は悪いですが少し煽るような言葉を使えば、欲望が刺激され高額なものでも売れてしまいます。
このRさんの娘さんがどんな人(師匠)に師事しているのかは、僕は実際にブログとか確認してないのでわからないですが、その人もしくはRさんの娘さんが本当に、
「人のお役に立ちたい!」
という想いでやっているのか?
単に自分が今の生活が嫌で、
「人より楽して稼ぎたい!」
という想いが根底にあるのか?でコンテンツ(セッション)の質も全くの別物になります。
僕は前にも言っているように、スピリチュアルでビジネスする事自体は全然オッケーだと思っています。
ただ、やるとなると消費者が出したお金以上の価値を提供することが求められます。
そして、
「この人の人生を本当により良くしたい!」
と本気で関われるような意識でないと、長期的にビジネスをするのは無理でしょう。
なぜかというとエネルギー的な視点で見たとき、この世の仕組み的に相手に損をさせれば、回り回って結局自分が損するからです。
それはお金だけではなく、人間関係、精神的、健康面など人生のあらゆる所に影響します。
これからの時代はいろいろな意味で、ますます誤魔化しがきかなくなっていきます。それは消費者もどこかで気付きます。
大事な部分なので何度も言いますが、Rさんの娘さんがスピリチュアルというものを通して、本気で関わってくれる人の、
「人生を豊かにしたい!」
と思って活動しているのか?
心の根底に、
「なんか楽して稼げそうだから」
と思っているのかが今回の問題の分岐点の1つになると思います。
ただ、本気でスピリチュアルを生業にしやっていく場合、ステージ1の人を相手にするという事はエネルギーバンパイアも多いので、相当な信念と覚悟が必要になるかと思います。
(大量のクレームや批判や誹謗中傷などなど。)
神の定義について
Rさんのコメントの中で、
「神様とお話する神聖な空間に出かけるお金に四苦八苦しているのだと察します。」
とありました。
あくまでも「察します」なので本当かどうかはわかりませんが、セッションにせよなんにせよ、
「神様」=「お金がかかる」
という部分に関して、僕なりの意見を言わせてもらいます。
極論を言えば、神様とは「自分の中」にあるものなのでお金は一切かかりません。
(厳密に言えば視点によって違いますが。)
例えば、神聖な場所を作りたいのであれば、まずは自分の部屋もしくは家の中をとにかく掃除すること。
→掃除をすると運気(波動)が上がる理由をわかりやすく教えます
余分なモノがなく掃除が行き届いている場所は、エネルギーが高いです。
もっと手軽な場所で言えば、自然の多い場所もエネルギーが高いです。
「深い場所の自分(真我)」=「神」
エネルギーが高い場所は、より深い自分に繋がりやすくなります。
ただその時、自我が邪魔をしたりしてますが、本来はみんな「神様の声(本当の自分の声)」が聞こえています。
それは特別な事ではなくて本来誰にでもでき、お金も一切かかりません。
このブログでも今後、「本当の自分の声を聞く方法」を伝えていく予定です。もちろん無料です。笑
(その後書いた記事はこちらです。)
→魂の浄化に必要な水をイメージした瞑想法を説明します【水想観】
なのでRさんの娘さんがどんなスピリチュアルグループに所属していのかはわかりませんが、神というものをどう定義しているのか?
「外側にある何か特別なもの」という定義なのか?という部分で意味合いが変わってくると思います。
「神からのメッセージ」というものもその事自体はどうでもよく、Rさんが言うようにそのメッセージが自分や世の中の人に対して、
「具体的にどう役立つのか?」
という部分が大事です。
そうでなければ、ただのマスターベーションに過ぎません。
「自分を愛し、前だけ見て突き進んでいく先に愛ある人が支え援助してくれるだから、苦しくても頑張るという決心をした。」
というのも、よく自己啓発でも「引き寄せの法則」にあるような考え方で、
「自分の枠を外してワクワクしてオーダーすれば、宇宙はどんな願いも叶えてくれる!」
この言葉でよく勘違いしてしまうのは、思考だけしてれば願いが叶うというようなイメージにとらわれがちな部分です。
この世界で「願いが叶う」には、当然それ相応の行動(痛み)が必要です。
「愛のある生活をしていれば報酬はいくらでも自分で決められる」
というのも「愛のある生活」という部分が自分本位な生き方ではなく、
「どれだけ世の中に貢献できるか?」
という意味なら理解できます。
この愛という言葉を「どういう定義で使っているのか?」によります。
昔の商人の言葉にもあるように出すのが先、「損して得(徳)とれ」。
まず自分の持っているもの(価値)をとにかく与えること。
自分本位な生き方を愛と呼ぶのか?自分以外の人のお役に立つ生き方を愛と呼ぶのか?
お気づきのように、後者はステージの高い生き方で「人のため」が自己犠牲に感じるうちは難易度が高いと思います。
あと、
「大好きな旅をするにも、給料もらってだったらその給料の中で許せる範囲のところにしか行けない。」
の部分ですが、これもある意味で「自分で枠を作っている」ことになっています。
「給料をもらう生活」=「限界がある」
たしかにその通りな部分もありますが、僕はどんな仕事であっても(あきらかな詐欺的ものでなければ)世の中に貢献できるし、影響を与えられると思っています。
たとえ同じ仕事をしていても、「どういう想いでやっているのか?」というマインド次第で世の中に与える影響力も変わってきます。
そうやって目の前の「今」を大事に生きていけば、また違う道からのお誘いもあるかもしれないし、思いもよらないような頼まれごとをされたりします。
そうした事を大事に積み重ねて生きていけば、給料もっと言えば仕事も変わるかもしれないし、たとえ変わらないとしても、給料の金額というかお金自体にあまり左右されることはなく、人生の幸福度は増えていきます。
あと今はインターネットが普及しているので、
「収入をもっと増やしたい!」
という思いがあって自分にその気があれば、本人の努力次第ですがいくらでも副業を始めることは可能だと思います。
そうすれば今すぐその仕事を辞めなくても、そうした可能性を探ることもできます。
親子問題について
今回のRさんと娘さんのスピリチュアル問題に限らず、親子問題というものは正直けっこう難しいです。笑
今回のRさんの一通目のコメントにもあった、
「私の考えがおかしいのかわからなくなってしまいました。」
というのは、けっこう核心を突いている言葉だと思います。
というのもこの世で、絶対的に正しいもの(答え)はないからです。
これはソクラテスの言う「無知の知」というもので、「私は何もわからない事がわかった。」というものですね。
(´_ゝ`)あらやだ!
僕自身もこうやって偉そうにつらつらとブログを書いてますが、最初にも言ったようにこれはあくまでも「僕というフィルターを通した視点」でのお話なので、僕の言っている事が誰にとっても正しいとは言えません。
というか、「誰にとっても正しい答え(真理)」なんてものは存在しません。
なぜなら人の「視点」によって正しさというものは変わるからです。
今回のRさんと娘さんとの問題も、もしかしたら娘さんが今後スピリチュアルの世界で成功し、世の中の人のお役に立てる存在になるかもしれません。
Rさんが心配しているように、本人は気づかないまま他人様の迷惑になるような事をやっていくのかもしれません。
これから先の人生において親の価値観が絶対的に正しいとも言えないし、子供の価値観が正しいとも言えません。
僕自身も娘がいるので、今までもこれからも生きていく上で娘の視点も尊重し考えるようにはしています。
そしてこの世に存在するという事は、人生の中で誰しも学び(試練)というものがあります。
この「学び」はいい経験ばかりではなく、むしろ苦い経験のほうが学びが大きかったりします。
今回のテーマのように「娘がスピリチュアルにハマる」というのも、親からすれば当然イヤなものだと思いますが、スピリチュアルに限らずギャンブルや恋愛でも子供には子供の学びがあり、親からすればどうしようもない部分というものはあります。
仏陀が言った、「この世は苦(思い通りにならない)だ」というもの。
自分は自分の人生しか歩めないように、子供の人生を親が歩むわけにはいかないように。
おそらくRさんが現時点で娘さんを無理やりそのスピリチュアルグループから離そうとしても、
「あなたの親は3次元の常識に縛られているから話を聞いてはダメだ!」
というようなニュアンスでスピリーダーあたりから言われていると思うので、逆効果になる可能性もあります。
もちろんこれからどう行動するかはRさん次第ですが、現時点でRさんからお金を借りているあたりや、使っている言葉を見るあたり僕自身もあまりそのスピグループに対していい印象は持てないですし、結局のところ娘さんが自分自身で気づくしかかないです。
そのためにもまずは頭ごなしに娘さんを否定するのではなく、少し難しいかもしれないですがRさん自身が少し俯瞰した視点から娘さんを見てあげて、まずは話を聞いてあげる事だと思います。
そして娘さんの言動を見てその活動(スピリチュアル)の源泉が「自分のため」なのか、「世の中のため」なのかを本人には直接言わなくていいので、Rさんなりに感じてみてください。
こういうスピリチュアル問題はある種の洗脳みたいな部分もあるので、今後娘さんがどこまで入り込んでいくのかわかりませんが、時間がかかる場合もあるかもしれません。
そしてここまで話をして矛盾してると思うかもしれませんが、これまでの話を踏まえてどうしても、
「おかしい!間違っている!」
とRさんが感じるなら、娘さんを無理矢理にでも止める事もアリだと思います。
なぜなら、それで辞めるようなら娘さんのスピへの思いはその程度という事なので、どのみち長くは続かないからです。
辞めない人は他人、たとえ親子であってもどのみち止める事はできないからです。
それぞれの「学び」
また別の視点から見れば、この問題自体も親子という関係を通して、
「Rさんにとっての必要な学び」
の為に起きたとも言えます。
その視点で見たとき、今はとてもそう思えないかもしれませんが、この問題を起こしている娘さんにもそのスピリチュアルグループにも感謝する事ができます。
また別の視点から見れば、この記事を書いている僕自身もRさんの「コメントをする」という勇気ある行動のおかげで、学ぶことができています。
問題というものは低い視点から見たとき点でしか見えませんが、高い視点で見たとき1つ1つの点に無駄なものはなく、繋がる事で一つの線になります。
点の視点は分離(苦)で、線の視点は一体感(幸せ)です。
(一体感というのはスピリチュアル的な言葉で統合になりますが、究極的に統合すると全ての存在は一つになり、いわゆる「ワンネス」というものになります。)
Rさんの現状からすれば今の段階で言う話ではないかもしれませんが、「そういう視点もある」という事で一応補足しておきました。
まとめ
もちろんこの記事の内容はRさんにとっては、納得いかないものかもしれません。
ただ今の僕なりに、お伝えできる事は一生懸命書かせていただきました。
この記事がRさん親子にとって少しでもお役に立てれば幸いです。
今後Rさん親子の人生が、よりよい方向に向かうことを微力ながら願っています。
「脱スピリチュアルって何?」についてはこちら。
→スピ系はやばい?過去にあった脱スピ騒動での批判と根本原因について
「神様って本当にいるの?」についてはこちら。
ノリさん、はじめまして。
自分も宇宙人系スピに手を出していましたが、今は抜け出して作業所で働いております。
自分は逆にお母さんがしっかりしていたおかげでスピ系から抜け出すことができました。
スピ系のセミナーに行こうとした私に「知らない人の言うことを信じるな」と言ったのです。
それが引き金が知りませんが、スピ系に違和感を感じ抜け出せたのです。
そのスピ系は白光信仰会の二世信者だったようで、「世界が平和になりますように」を口癖のようにいい、何かあるとお祈りを要求し、宇宙語をしゃべり、時折前世やツインソウルの話をし・・・と典型的なスピ教祖でした。
子供もいたようで、当然スピ系の考えを子供に押し付けていたようです。
二世信者と毒親って似たようなものだと思いますね。
今、スピ系は至る所でうようよしています。
ヨガとかアロマもそうですが、pixivでも占い師やスピ系のアートが掲載されて、目に入ります。
占い師自作のタロットカード(顔が死んでる)とかスピ系の作ったハンドメイド(天使の声を聞いて作ったらしい)とか。
中にはインナーセルフなる存在を描いて、ぼったくり商売をしていた絵師もおり、絵師自身も「私のインナーセルフ○○だよ~」、「○○がこうしろと言っている」と語っており、狂気の沙汰でした。
そもそも、インナーセルフって多重人格の用語なんですけどね。別人格に乗っ取られているやん(笑)
本当の自分を生きろと言ってやりたいものです。
長文失礼しました。
akikoさんはじめまして。
貴重な体験談のシェアありがとうございます。
お母さんの言葉がきっかけで、今は平穏な生活をされているようで本当によかったですね。
やはり「違和感」というのはけっこう大事で、顕在意識ではわからないけど潜在意識ではざわついている状態です。
きっかけはお母さんの言葉でしたけど、きっとそれ以前にakikoさんの中で「何か違う、、」というものがあったんだと僕は思います。
初コメントありがとうございました。
その通りです。
そのスピ系が毎回話すツインソウル、金星人、龍神、宇宙連合のローテーションに精神的な疲れを覚え、やがてそれがスピ系への嫌悪感に変わっていった感じです。
スピ系にそれを話したら、「西洋医学の薬を飲んでいるせい」とか「かわいそう」とか言われ、追い打ちをかけるように取り巻きのスピ系が「あなたはおかしい」と私を責めた感じです。
取り巻きのスピ系は、パラレル世が宇宙連合の司令官のようで、人格が変わったかのように司令官のメッセージを下ろしておりました。
「アセンションできるかどうかは、危うい」とか。
アンドロイドのような存在だから、性別はないと語っていましたが、スピ系自身が女性の方だったからか、女性らしくなったと語っておりました。
別の人格を演じるのは、インナーセルフ絵師の方も同じでしたね。あちらは恒星の化身がこういうことを体験しているとか怒っているとかそんな感じでしたが。
どうして、スピ系は宇宙人やインナーセルフといった存在を演じようとするのかな?
自分を生きていないと同じようなものなのにね。
また、「私は神のアバター」なんて、発言もありました。
ノリさんが嫌いそうな「私はいない」という考えに近いものかもしれません。
自分自身がおかしいのに、正しい方向に軌道修正した他人を咎めるとは、スピ系は愚かですね。
ただ、アセンションが起きないと知ってからは、ブログにカギをかけるようになったようですが。卑怯者ですね。完全に。
akikoさんにとってそのマイナスだった経験がいつかプラスになるといいですね。
はい。
現実をしっかり生きて、働くことに精を出し、少しずつ自立に向かいたいものです。
スピ系の作り出した偽りの世界で今まで生き続けていたから・・・。
2012年も2015年も何も起こりませんでしたが、スピ系の方々は現実を受け入れることなく、アセンションの夢を見続けるのかもしれません。
現実を生きれない・現実に不満がある人間たちがスピ系の世界に引きづりこまれるのですから。
自分がスピ系の世界に引き込まれた元凶になる人物がいるのですが、それは(スピ系の本である)「アミ小さな宇宙人」をアニメ化しようとした女性です。
私は彼女の夢を応援していたのですが、それは愚かなことでした。
アニメ化と関係ないスピ系の話がどんどん多くなっていったからです。アセンションやプラチナドラゴン、前世である宇宙人の話などです。
ついにはヒプノセラピーに手を出し、ヒカルランドから本を出してしまいました。
心が弱ることなく、「アミ小さな宇宙人」におばあちゃんが感動しなかったら、彼女も立派な仕事をしていたと思うと・・・。
ノリさん
前の記事のコメントとノリさんのお返事を見てから、ずっと、どのようにお返事されるのか楽しみに待っていました。
ほんとうに丁寧に、真剣にお答えくださっていて感動しました!!
感動した!っていうことを、まずお伝えしたかったです(`・ω・´)キリッ!
そして、こんなに広がりのあるお話をされていることに驚き、親身に相談に応じていらっしゃるノリさんの人間性に、わたしも、ちょっとでも近づきたいと思いました。
ところで、最近、Amazonのお勧め本から、並木良和さんという方の本に出会い、地球が5次元にアセンションするという話を(はじめて!!!)知りました。
これって、どういうことでしょうか。私は何でも吸収して、信じてしまうのですが、ホントなんでしょうか?
Youtubeでの並木さんの講演の様子や、ホームページを見ていると本当のような気がしてしまうのです。
ノリさんのご見解をお聞きしたく、初コメントさせていただきました。
ノリさんのブログでは勉強させていただいています。
いつもありがとうございます^^
もりみわこ
もりみわこさんコメントありがとうございます。
そう言って褒めてもらえると長持ちします。( ´∀`)Σ⊂(゜Д゜ )西野カナか!
「アセンション」についてですが、これはけっこう昔から日本だけではなく海外でも言われている事で「アセンションビジネス」という言葉もあるぐらいです。
アセンションについての僕の立ち位置はすでにこのブログで語っているので、プロフィール下にある検索窓から「アセンション」で探してもらえばわかると思います。
その並木さんという方は僕は知りませんが、「本当」かどうかはそれを見る視点によって変わります。
この「アセンション」や「五次元」という言葉を、その人が「どう解釈」しているのか?で意味も変わってきます。
例えば「リンゴ」というもの1つとってみても、人によって「リンゴとはこういうもの」という定義が違いますよね。
あとはこれからみわこさんが、「どう感じ」「何を信じる」かでこれから進む未来も変わっていきます。
というあくまでこれも僕の「1つの視点」の話です。
少しでも参考になれば幸いです。(^^)
ノリさん
お返事ありがとうございます!
アセンションについて、ノリさんがすでにこのブログで言及されているのは拝読してたんですが、並木さんっていう方が(なんとなく直感で)すごい方のように思えて(もっと怪しい人だったら、全く信じないんだろうけど、、。)そのメッセージをどう受け取ったらいいのかと思い、ノリさんにお尋ねしました。
アセンションって、昔から言われていたんですね。
スピリチュアルに関して初心者のわたしは、ええぇえ?ほんとなの?っていう感じだったんです。
普通に生活している中で、スピ系の情報を頭に入れていくと、何が本当で何が信じるべきことなのか不安になります。
ノリさんのこのブログ(というかHPですね)は、私のようなスピ系初心者にもわかりやすいので、教科書としてずっと残していただきたいです。
ノリさんがおっしゃるように、違和感があったら、それは信じなくていい
これを軸に、スピリチュアルの世界を探検していきたいと思います。
ありがとうございました^^