人と人はある意味で別の世界を生きている。
この「別の世界」をおスピ的に「パラレルワールド(平行世界)」という。
というあくまで「一つの視点」からのお話。
人は同じ場所、時間にいても「違うもの」を見たり感じたりしている。
ある視点から言えばそこに「いい、悪い」はない。
たとえば同じ映画を観ても、笑う所や感動する所が人それぞれ違う。
同じ食べ物を食べていても感じ方は人それぞれ違う。
同じニュースの事件を見ても、その事件に対する感じ方は人それぞれ違う。
そして人と人とは究極的にはわかり合えない。
これは人に限らず「存在(個)と存在(個)」とも言える。
まずはこの「わかり合えない」という前提を知る。
「自分と他人とは別の世界を生きている」という事を知る。
これはどちらが「正しい」という事もない。
他人は思い通りにならない。
支配できない。
逆に他人の世界に無理やり入って支配しようとすれば、そこに摩擦が生まれ喧嘩になる。
この喧嘩は規模を大きくして「国」になると戦争になる。
自分にとっての「当たり前」は他人にとって当たり前とは限らない。
他人とは究極的にはわかり合えないけど、少しでもわかり合えるように話合ったり努力する事は大切だと思う。
そういうやり取りによっていろいろと鍛えられるから。
この「いろいろと鍛えられる」というのはおスピ的に言えば、「魂レベル(ステージ)を上げる」とも言える。
他人というパラレルワールドによって違い(摩擦)が生まれて、その違いのおかげで人はより成長する事ができる。
他人との「違い」は「問題」じゃなくて、それはごく「普通」の事で当たり前のこと。
他人とパラレルワールド。